「お気の毒さま。あー、そういえばお前。前悩んでた医学部の件、どうした?」
「あーそれね。俺の友達の碧が言っちゃったんだよね、みくちゃんに。朝陽は医学部を受験するつもりだって。
碧も、俺の両親が医者だから、俺も医者になるつもりだって、本気で思っていたみたい。実際、行くとも行かないとも言ってなかったのに。
それで引くに引けなくて、これはもう医学部に行って医者になるしかないと思ったわけよ。親はなんにも言ってこないけど」
「ふーん」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…