「えっ、ほんと? 俺の駅そこから3つ先。明日から一緒に行こうね~」 「はい、よろしくお願いします」 あたしはぺこっと頭をさげた。 やったぁ、うれしいな。 明日から先輩と一緒に学校に行ける。 むくれている茉由ちゃんとは対照的に、あたしはそれからずっとにこにこしていた。