「というわけで、みくちゃんに別れようって言われちゃった。王河~、ねぇ、どうしたらいい~!?」


幼なじみの王河の家の王河の部屋。


どうせ今日は仕事で忙しいだろうから、電話でアポをとってからやってきた。


「どうしたらいい~?じゃなくて。


朝陽から電話が来たから、乃愛とのデート、キャンセルになっちゃったじゃん。


お前のせいだ」