それに同じ実行委員になったら、今まで以上に一緒にいる時間が持てるってこと」 「あーはい」 「って、なにその気の抜けた声。 まぁいいや。というわけで、みくちゃんも俺と同じ球技大会実行委員に立候補してね」 先輩は華やかに、でもチャラッと軽く笑って言った。