ぷんと怒ったように、王河はツンと横を向いた。 あーもう、こなったら王河、頑固だしなぁ。 まぁいいや。 「ありがと、王河。取り合えず今日は帰ることにするわ」 俺はソファから立ち上がって、背中越しにひらひらと手を振った。