でもみくちゃんの場合は、そのまぶしいくらいのまっすぐな視線に、ずきゅん!とやられちゃったわけ。 俺、その間は彼女も作らず、なるべく遊ばずにみくちゃんが入学してくるのを待ってたもん」 「まぁ、“なるべく”ってところが朝陽らしいけど」 「それに、さ。妃莉ちゃんのことは本当に好きだったけど、俺の中ではもう終わったことなんだよね。 過去のいい思い出って感じかな」