王河がちょっと焦った声を出した。 「なにを」 きょとんとしながら俺は首を横に傾けた。 「だからみくちゃんの好きなところは、 まぶしいくらいのまっすぐな視線だって言ってないよな?ってこと。 だってそのセリフ、朝陽から前も聞いた気がするんだけど、妃莉ちゃんのときに。