王河はイヤイヤ渋々、俺のためにコーヒーを淹れに行ってくれた。 暇になった俺は、王河の部屋の中を見回した。 広いて、整然として、無駄なものがまったくない部屋。 あ、でも彼女の乃愛ちゃんとの写真は飾ってるんだ。 いーなー、仲良くて。 俺もみくちゃんともっと仲良くなりたいのに。