「そうかな? べつに。そのとき好きになった子がタイプってことでしょ」 「まぁ、その妃莉ちゃんって子も、派手な女子って感じではなかったけどな。お前から話を聞く限り」 「妃莉ちゃんはね、妖精さんだから」 「じゃあ、そのみくちゃんって子は?」 「みくちゃんは、俺のお姫さまだね」