一年後、


奇跡は、必然として起きる。


「もしもし、君嶋圭悟さんのお宅ですか?」

「はい、圭悟は私ですが、どちらさん?」











「・・美幸です」









「・・・・」








「圭くん、やっぱり生きてるんじゃない!
 私のこと、本に書いたでしょ」








「・・・・」









「圭くん?」












「美幸ちゃん、
  やっと、、やっと見つけた、、」