感情が昂ったまま流れ聞こえるメロディーは、まるで映画のエンディングみたいに私の心に響き渡る、、
あなたと同じ時を感じたい、
目を閉じれば、あの頃の情景が回想シーンのように瞼に浮かんだ、、
あなたと歩いた青春、
遥か遠い昔の記憶だけど、あなたが思い出したように、きっとこの歌が私をあの時代に導いてくれる、
歌の世界に入り込んで、あなたが見た景色を私も共感したい、、
歌と過去がリンクし始めた、
38年経っても
あなたは、私を忘れないでいてくれた、
私は、圭くんの中でずっと生きてたんだ、
私の中にも圭くんは生きてたよ、
私の中の圭くんは眠っていたけど、あなたの本が呼び醒ましてくれた、
でも圭くん、自分だけ一方的に思いを伝えるなんてズルいよ、、
私はどうすればいいかわからないじゃない。
スピッツが歌ってる
学生服を着た2人が校舎の屋上に据えられた望遠鏡を、かわるがわる覗いている
天文部の星空観察会、校舎の屋上に寝転んで、
皆んなで流れ星を探してたね、、
あなたは、誰にも気づかれないように
そっと私の手を握っていてくれた、
いつか満天の星空を観に連れて行ってくれるって約束したのに、、
あなただけ、先に星になっちゃった、、
2人で一緒に同じ未来には来れなかったけど、
青春時代のあなたは、私だけのもの、
圭くん、私は幸せだから、、
もう心配しなくていいから
でも、
あなたと一緒だったらもっと幸せになれたかな



