時刻は8時10分 『ぎゃぁ~!8時過ぎてるっ!!お母さんなんで起こしてくれなかったの!?』 「何言ってるの。何回も声かけたじゃなぃ!」 さきほどのキンキン声を抑えて母は言った。 麻那(あさな)は唖然として.母が自分の部屋をでてくまで母を見ていた。 『もぅ.信じらんないっ!!...そんなコトより入学式遅刻しちゃうぅ~』