「知りたいっ...」








理「...っわかった」





白「仕事行ってくる、律ここでしばらく休んで病院行く時声掛けて」




「ありがとう、」







理「何から話そう、」





「...私のパパとママは誰なの」




理「父さんは、神谷 周(あまね)。知ってるかもしれないけど天才医師って呼ばれてる」




「...うん、」





理「母さんは旧姓 霞 梨々(りり)、結婚して神谷 梨々になった。こっちも知ってるかもだけど、韓国の大人気女優」





「っそんな、すごい人が、」




理「りうも2人に似てかわいい。周さんはオーストラリアハーフで目が青いけどりうもブルーグレーでしょ、梨々の綺麗な顔立ちもそっくり」





この、体は2人が私の両親だっていう一番の証拠だったんだ





「理来、さんは?」





理「僕は梨々の弟」





理来さんすごい似てるし綺麗な顔立ち


それに苗字も一緒






“りう、僕がいる、大丈夫。”





この記憶の人が、理来さん



ぼやけていた顔の部分がはっきり見えるようになった













ブワァッ







っ、






なくしていた記憶が一気に流れ込んでくる





「わた、し」





理「りう、」




そう、りうと呼ぶのはパパとママとりくだけ






「おもいだした、全部。」










わたしは捨てられた





仕事の邪魔だから






いらないこ、だから






やっとわかった



私が、私自身が記憶を閉ざしたんだ




自分を守るために





理「うん、」




「病院、行かなきゃ」





小さい頃、


熱が出た時に発作でて大変な目にあった




わたしはめったに熱出ることがない



出る時は精神的なものだから高熱が出る



ストレスに弱いみたい




その時は高熱に心臓が耐えられなかった




もう そうはなりたくない





実際今私すごい熱あると思う


さっきから上がってる感じがする





理「うん、僕着いていこうか?」




「んーん、大丈夫」







理「もしもし、白川先生。りうを病院にお願いします」








すぐに来たきーくん






もうそろそろ体がきつい





白「体辛いね、熱測るよ」






ピピッ





39.6




やば




理「っ、救急車呼ぶか」




白「分かりました」





「まだ、大丈夫、」





理「だめ、りう前にも、」





「うん、おぼえ、てる」





理「ごめん今回は気持ち優先してあげれない」





白「呼んだよ、」




理「僕教頭先生に報告してくるから」




白「叶に電話する」






慌ただしくふたりが動いてる



なのにゆっくりに見えて





どうしようもなく不安になる



こわい




「きー、くん...たすけ...、こわ...」






白「ん?、りつ、大丈夫だよ俺はここだよ」






手を握ってくれる




電話をスピーカーにして私を両手でぎゅっと抱き締めてくれた






叶「もしもし」





白「悪い、律が39.6の熱でて、救急車よんだから受け入れ宜しく。循環器科の源瑠斗先生に連絡して、律の主治医だから」




叶「循環器?律、心臓病なの?39度はまずいな。わかったすぐ受け入れ体制整える、連絡しとくな」






白「ありがと、手空いたら春樹にも連絡よろしく」




叶「あぁ」






白「冷えピタ貼るよ」




「ん、」






コンコンッ




教頭先生がきた



教頭「大丈夫、?」




白「39度熱が出て、心臓に負担かかってまずいので救急車を」




教頭「分かった...なつかしい、君のお父さんも病気だった頃高熱が出て救急車を呼んだことがあるよ。」






「パパ、も?」





白「ここの卒業生だったんですね」




教頭「あぁ、」







理「救急車来ました」




隊員「大丈夫ですか!?」




「も、寝ても、いい、?」



白「りつ!」



隊員「聞こえますか?」





そのまま意識を失った