授業に入ると体育で準備運動が終わったとこだった



小「律おそいーどーしたの?」


この子は小夜(さよ)


「アパートでてきたとこ」


前にアパートの話はした





小「本当に大丈夫なの、?うち泊まる?」





「大丈夫だよ。見つかるまでホテル泊まるし」





そんなお金の余裕ないけど





小「律さ、読モとかやってみたら?人気出たらすごい稼げるし律かわいいから」



「身長、」





私の身長は150ぴったり

さすがにこれはね



小「逆に売れるかもよ?」




そうやって話してるうちに私たちの番になった



バスケをやってる



私は運動好きだから

みんなからパスが回ってくる



小「律ないす!」



次々とシュートを決めていく


やっぱり運動楽しい



次の試合は私が休憩で小夜が出る







待ってる間に考えるのは


家、両親、兄





どうしよ

色々考えてたら息がだんだん苦しくなってきて


なんか血の気が引いていく感覚がした


運動後まだ整ってない呼吸が乱れて



このまま死にそう、


こわい





呼吸ってどうやってするの





焦ってどんどん分からなくなってくる


手が震える

冷たくなっていく




落ち着け、


大丈夫


大丈夫だから





脈もおかしい

やばい




誰かに見つかる前にここから出たい



「先生、トイレ行ってきていいですか」



先生「大丈夫か、?行ってこい」







できるだけ遠くのトイレに駆け込む




「ハアッハッ、ヒュッ」




トイレの前のベンチに座る


死ぬ


吐く息が震えてるのが分かる





保健室、


しょうがない



極力行きたくないけど


こうなったら行くしかない



歩きながら呼吸を整える努力をした



でもこれ死にそう


手がしびれてきて



しゃがみこむ



流先生「っ!?大丈夫?保健の先生呼ぶね!」



通りすがりの理科の先生、流(りゅう)先生が声をかけてくれ


電話で呼んでくれた




背中を摩ってくれる





流「あっ綺糸!」



白川先生「悪い遅れた」




小走りで来てくれた




白「息苦しい?」




頷く


白「大丈夫だよ、深呼吸して。息吐いてね」



しようとするけど上手くいかない



白「落ち着いて、一緒に呼吸しようか、吸って...吐いて...」



先生の声に合わせて呼吸を続けるとだんだん落ち着いてきた



白「うん、上手だよ」



普段無口で怖い先生がこんなに優しく話すんだ



「ありがとう、ございま、す」



手をグーパーして感覚を確かめる



白「手、しびれてる?」



「すこし、」



白「流、これ持って」



荷物を持たせる白川先生


白「ちょっとごめんね、」



ふわっ



えっ、


姫抱きにされてる



保健室のベッドに寝かされた



白「ん、流もういいよ」



流「神谷さんは次の授業休みね、OK」



6時間目は理科で流先生



「すみません、」


流「大丈夫だよ、無理しないでね」








しばらく沈黙が続いた



白「...よく頑張ったね、初めてだった?」



「...はい」



白「疲れたでしょ、寝ていいよ」



眠れない

またあれが起こるかと思えば怖い






白「大丈夫だよ、俺がいるから」



気づいてくれた、



ねれそう、