カラダダケの関係に依存していた私の話

そのすべてと共に生きることを、私は自分で選択した。


だからごめんね。


あなたが差し伸べてくれた手を、汚れた手で握り返すことなんてできないんだ。


すべてを正直にさらけ出してしまえば、Nは離れていく。


つかず離れずちょうどよく。


今までと何も変わらないままでいたかった。


それが私の願い。


本当の私を受け入れるほどの余裕が、彼の中にはないことを分かっているから。


「私は、今のままがいいよ。

付き合ったら終わりがあるかもしれない。

そんな環境に耐えられないこと、Nだってよく知ってるでしょ」


うつむいたまま、彼は私の言葉を受け止めていた。


「お願い」


Nが納得していようとしてまいと、そんなことはどうでもよかった。