カラダダケの関係に依存していた私の話

私は高校生になってバイトを始めたが、稼げる金額なんてたかが知れている。


我が家でお金を工面できるのは父と私の二人だけだった。


それだけならまだいい。


なんとか最低限の生活を保つことはできていた。


それを崩してしまったのは他の誰でもない、私なのだ。


あれは14歳になる直前だった。


臓器が悪くなってしまい摘出手術を受けたのだ。


手術費用。入院費用。


家に戻ってからの介護費用。


500万円。


想像すらできない金額に、我が家は押し潰された。


私のせいで、こんなにも家族が苦しんでいる。


私に気づかれまいと笑っている家族の心のうちを、見て見ぬふりなんかできなかった。


早くこの笑顔を本物にしなければ。