カラダダケの関係に依存していた私の話

そうは言いつつも、今の気持ちを明言しない彼の気持ちが痛いほどに理解できていた。


お互いに恐れている。


今の関係を変えること。


いつか終わりを迎えること。


そうしてもう二度と、戻れなくなること。


分かっているんだ。


今まで長く一緒にいすぎたせいで、お互いのことを分かりすぎている。


だから私はそれに甘えている。


彼が明言しないのを良いことに、私も求めたりなんかしない。


だってNは、私の重大な隠し事をまだ知らないのだから。








以前、"2度、隠し事をしてしまおうか血迷ったことがある"と書いた。


1度目は彼の知り合いと関係を持った時。


2度目は、この秘密を抱えている今。


この話は、両親はもちろん、友達も職場の人も、一夜を共にした人も知らない。