カラダダケの関係に依存していた私の話

私の提案を、彼は優しさで必死に拒否した。


Nには綺麗なままでいて欲しかったなんて、やっぱり違う。


今でも綺麗だ。


綺麗で優しくて強い。


私とは全然違う。


私はこんなに汚いのに……。


私は、Nの隣を歩いてもいいのだろうか。


彼はどうして私を支えてくれるのだろうか。


どうして見返りを求めてこないのだろうか。


どうして自分を犠牲にしてまで、私の話に耳を傾けてくれるのだろうか。


どうして…。


彼と一緒にいればいるほど、彼のことが分からなくなっていった。


「Nはさ、なんでこんな私に優しくしてくれるの?」


そう問いかけると、彼は少し考えてから言った。