そこで思い出すのが、少し前に現れた白雪姫の魔法道具である。
あれも、非常に面倒な事件だったけど。
あのときのことを振り返ると、最初のきっかけは、園芸部の畑から出土された棺だった。
あの棺の蓋を開けたことで、『白雪姫と七人の小人』が起動してしまった。
…ってことは、だよ。
今回の『オオカミと七匹の子ヤギ』も、誰かが起動スイッチを押したから、今こうして発動してるんでしょ?
あのときは棺だったけど…。『オオカミと七匹の子ヤギ』の場合は…。
学院長せんせー曰く、小さな絵本だって話。
起動スイッチとなったその絵本が、何処かに存在しているであろうことは、ほぼ確かだと思う。
何もないのに、いきなり発動したりしないよ。多分。
前回は、園芸部の畑で出土したから。
今回の『オオカミと七匹の子ヤギ』の絵本?とらやも、園芸部の畑の下に埋められてた、ってことはない?
それをツキナに確認しておきたかった。
何より、俺は。
自分のどっぺるげんがーが突然現れて、学院長せんせーや天音せんせーみたいに、好き勝手なことをして。
その結果ツキナに酷いことをして、ツキナを泣かせて、ツキナに嫌われるようなことになったら。
もう絶対、一生、死んでも、俺はどっぺるげんがーを許さないよ。
だから、そんな事態を未然に防ぎたいという気持ちがある。
珍しく俺が少々焦っているのも、そのせいだ。
もし、俺のどっぺるげんがーがツキナに酷いことをしたらと思うと、居ても立っても居られない。
学院長せんせーや天音せんせーのケースを見てると、有り得ない話じゃないでしょ。
そうなる前に、どっぺるげんがーを退治しなくては。
まぁ、俺や『八千代』のどっぺるげんがーが現れるのかは、まだ分からないけど…。
もしかして、既に現れてる可能性もある訳じゃん?
今こうしてる間にも、俺の顔をした俺の偽物が、校舎内の何処かで暗躍してるかもしれないじゃん?
校舎内に黒い影が彷徨いてるって噂も、未だに消えてないし…。
全く、とんだお化け屋敷になったものだ。イーニシュフェルト魔導学院は。
「あ、ちょっと前に、おっきい箱を見つけたよ?白い棺みたいな…」
と、ツキナは答えた。
それは白雪姫だね。
「それじゃなくて、その後に。何か見つけなかった?絵本とか」
「その後?絵本…?うーん…。そんな変なものは何も見てないけど…」
そっか…。
「じゃあ、何か怪しいことはなかった?」
「怪しいこと…?」
「不審なことって言うか…。あれ?って思うようなこと」
「…??どうしてそんなこと聞くの?」
…ぎく。
あれも、非常に面倒な事件だったけど。
あのときのことを振り返ると、最初のきっかけは、園芸部の畑から出土された棺だった。
あの棺の蓋を開けたことで、『白雪姫と七人の小人』が起動してしまった。
…ってことは、だよ。
今回の『オオカミと七匹の子ヤギ』も、誰かが起動スイッチを押したから、今こうして発動してるんでしょ?
あのときは棺だったけど…。『オオカミと七匹の子ヤギ』の場合は…。
学院長せんせー曰く、小さな絵本だって話。
起動スイッチとなったその絵本が、何処かに存在しているであろうことは、ほぼ確かだと思う。
何もないのに、いきなり発動したりしないよ。多分。
前回は、園芸部の畑で出土したから。
今回の『オオカミと七匹の子ヤギ』の絵本?とらやも、園芸部の畑の下に埋められてた、ってことはない?
それをツキナに確認しておきたかった。
何より、俺は。
自分のどっぺるげんがーが突然現れて、学院長せんせーや天音せんせーみたいに、好き勝手なことをして。
その結果ツキナに酷いことをして、ツキナを泣かせて、ツキナに嫌われるようなことになったら。
もう絶対、一生、死んでも、俺はどっぺるげんがーを許さないよ。
だから、そんな事態を未然に防ぎたいという気持ちがある。
珍しく俺が少々焦っているのも、そのせいだ。
もし、俺のどっぺるげんがーがツキナに酷いことをしたらと思うと、居ても立っても居られない。
学院長せんせーや天音せんせーのケースを見てると、有り得ない話じゃないでしょ。
そうなる前に、どっぺるげんがーを退治しなくては。
まぁ、俺や『八千代』のどっぺるげんがーが現れるのかは、まだ分からないけど…。
もしかして、既に現れてる可能性もある訳じゃん?
今こうしてる間にも、俺の顔をした俺の偽物が、校舎内の何処かで暗躍してるかもしれないじゃん?
校舎内に黒い影が彷徨いてるって噂も、未だに消えてないし…。
全く、とんだお化け屋敷になったものだ。イーニシュフェルト魔導学院は。
「あ、ちょっと前に、おっきい箱を見つけたよ?白い棺みたいな…」
と、ツキナは答えた。
それは白雪姫だね。
「それじゃなくて、その後に。何か見つけなかった?絵本とか」
「その後?絵本…?うーん…。そんな変なものは何も見てないけど…」
そっか…。
「じゃあ、何か怪しいことはなかった?」
「怪しいこと…?」
「不審なことって言うか…。あれ?って思うようなこと」
「…??どうしてそんなこと聞くの?」
…ぎく。


