…すると。
「…ジュリスは、本当に優しいね」
「…あ?」
眠っていたはずのベリクリーデが、目を開けて、こちらを見ていた。
…いや。
こいつは、ベリクリーデじゃないな。
ベリクリーデを悩ませていた、件の別人格…。
…ベリーシュ・クルークスだ。
「…聞いてたのかよ、お前」
「ベリクリーデが見てるものや聞いてるものは、私も見てるし、聞いてるからね」
そうだったな。
小っ恥ずかしいから、聞くなよ。
「ベリクリーデのこと守ってくれて、ありがとう」
「…俺の為にやってることだ」
「知ってるよ。でも…ありがとう」
…そうかい。
そりゃどういたしまして。
「…これからもベリクリーデのこと、宜しくね」
やれやれ。
厄介な奴の面倒を頼まれたもんだ。
「…望むところだ、馬鹿」
…何の因果か、こんなに長く生きてしまった。
こうなったら…世界が滅びるまで、生きてやるよ。
そして世界が滅びるときは、ベリクリーデが滅びるときだ。
なら精々、俺が生きている限りは…。
…この孤独な神の器を、傍で支える者になろう。
「…ジュリスは、本当に優しいね」
「…あ?」
眠っていたはずのベリクリーデが、目を開けて、こちらを見ていた。
…いや。
こいつは、ベリクリーデじゃないな。
ベリクリーデを悩ませていた、件の別人格…。
…ベリーシュ・クルークスだ。
「…聞いてたのかよ、お前」
「ベリクリーデが見てるものや聞いてるものは、私も見てるし、聞いてるからね」
そうだったな。
小っ恥ずかしいから、聞くなよ。
「ベリクリーデのこと守ってくれて、ありがとう」
「…俺の為にやってることだ」
「知ってるよ。でも…ありがとう」
…そうかい。
そりゃどういたしまして。
「…これからもベリクリーデのこと、宜しくね」
やれやれ。
厄介な奴の面倒を頼まれたもんだ。
「…望むところだ、馬鹿」
…何の因果か、こんなに長く生きてしまった。
こうなったら…世界が滅びるまで、生きてやるよ。
そして世界が滅びるときは、ベリクリーデが滅びるときだ。
なら精々、俺が生きている限りは…。
…この孤独な神の器を、傍で支える者になろう。


