ホットミルクを試し。
クラシック音楽を試し。
アロマオイルを試し。
正直、そろそろ、俺もネタ切れを起こしそうである。
これまでの方法は、割と王道だったので…今度は、ちょっと変化球で。
「よし、ベリクリーデ。これを試してみろ」
「…なぁに?これ」
「見ての通りだが…本だ」
俺が持ってきたのは、一冊の本。
分厚くて、文字が小さくて、しかも読みやすい物語とかじゃなく。
最初から最後まで、小難しいことばかりを書いた、難易度高めの魔導書である。
更に、ベリクリーデとはほぼ無縁な、空間魔法について記した本だ。
著者は、俺達の同僚であり、聖魔騎士団魔導部隊大隊長の、ルイーシュである。
俺も読んだけど、非常に有意義な本だった。
が、どう考えても、ベリクリーデには難易度の高い本だ。
ベリクリーデに読ませても、ちんぷんかんぷんなのは目に見えている。
それなのに、何故このような本を持ってきたのかというと。
いるだろ?寝る前に、本を読むのが習慣の奴。
あれだよ、あれ。
残念ながら、ベリクリーデには寝る前に本を読む習慣がないので、あまり効果はないかもしれないが…。
でも、さっぱり内容の分からない授業って、退屈で、ついつい眠くなるだろ?
それと同じで、ベリクリーデも、内容の分からない本を読んでたら、眠くなるんじゃないか。
そういう目論見である。
安直かもしれないが…試す価値はあるだろう?
言っとくが、決してルイーシュの魔導書がつまらない訳じゃないからな。
ただ内容が難しくて、上級者向けなだけだ。
そもそも、空間魔法そのものが難易度の高い魔法だから、無理もないけど。
「ほら、これ読んでみろ」
「うん、分かった。…えーと…字がちっちゃくて読みづらい」
「そこを頑張って読むんだよ。そうしたら、段々眠くなってくるから」
「そっか…。えーと、空間魔法はあらゆる時空とつな…。…zzz…」
最初の句読点にすら到達せず、即寝。
全然読んでないじゃん…。
本を読むこと自体が目的じゃないから、別に良いが…。
せめて最初の1ページくらい読んでやれよ。同僚の本だぞ。
…ま、良いか。寝たんだし。
過程はどうあれ、寝られればそれで良いんだよ。
寝付きはいいんだけどな。良過ぎるほどに。
でも、問題は…また中途覚醒するんじゃないか、という点だよな。
…目が覚めたら、また読めるように…本、傍に置いておこう。
これで、朝まで眠れると良いのだが…。
クラシック音楽を試し。
アロマオイルを試し。
正直、そろそろ、俺もネタ切れを起こしそうである。
これまでの方法は、割と王道だったので…今度は、ちょっと変化球で。
「よし、ベリクリーデ。これを試してみろ」
「…なぁに?これ」
「見ての通りだが…本だ」
俺が持ってきたのは、一冊の本。
分厚くて、文字が小さくて、しかも読みやすい物語とかじゃなく。
最初から最後まで、小難しいことばかりを書いた、難易度高めの魔導書である。
更に、ベリクリーデとはほぼ無縁な、空間魔法について記した本だ。
著者は、俺達の同僚であり、聖魔騎士団魔導部隊大隊長の、ルイーシュである。
俺も読んだけど、非常に有意義な本だった。
が、どう考えても、ベリクリーデには難易度の高い本だ。
ベリクリーデに読ませても、ちんぷんかんぷんなのは目に見えている。
それなのに、何故このような本を持ってきたのかというと。
いるだろ?寝る前に、本を読むのが習慣の奴。
あれだよ、あれ。
残念ながら、ベリクリーデには寝る前に本を読む習慣がないので、あまり効果はないかもしれないが…。
でも、さっぱり内容の分からない授業って、退屈で、ついつい眠くなるだろ?
それと同じで、ベリクリーデも、内容の分からない本を読んでたら、眠くなるんじゃないか。
そういう目論見である。
安直かもしれないが…試す価値はあるだろう?
言っとくが、決してルイーシュの魔導書がつまらない訳じゃないからな。
ただ内容が難しくて、上級者向けなだけだ。
そもそも、空間魔法そのものが難易度の高い魔法だから、無理もないけど。
「ほら、これ読んでみろ」
「うん、分かった。…えーと…字がちっちゃくて読みづらい」
「そこを頑張って読むんだよ。そうしたら、段々眠くなってくるから」
「そっか…。えーと、空間魔法はあらゆる時空とつな…。…zzz…」
最初の句読点にすら到達せず、即寝。
全然読んでないじゃん…。
本を読むこと自体が目的じゃないから、別に良いが…。
せめて最初の1ページくらい読んでやれよ。同僚の本だぞ。
…ま、良いか。寝たんだし。
過程はどうあれ、寝られればそれで良いんだよ。
寝付きはいいんだけどな。良過ぎるほどに。
でも、問題は…また中途覚醒するんじゃないか、という点だよな。
…目が覚めたら、また読めるように…本、傍に置いておこう。
これで、朝まで眠れると良いのだが…。


