…かくなる上は。
責任は、お前に取ってもらうぞ、ベリクリーデ。
「…お前アホか?馬鹿なのか!?何でここにいるんだ!?」
「…ほぇ?」
ほぇじゃねぇんだよ。
とぼけた顔して誤魔化そうとするな。
「いつの間に入ってきた!?」
「えぇっと…ちょっと前に来たよ」
あ、そう。
俺そのとき何してた?多分寝てたんだろうな。
起きろよ、俺。
「何で、わざわざ俺の部屋に来て寝るんだよ…!?」
「自分の部屋で寝ようと思ったけど、眠れなかったから」
またかよ。
それ嘘だろ。お前、さっきまでめちゃくちゃよく寝てたぞ。
「それに、ジュリスを喜ばせてあげたかったから」
「…はぁ…?」
喜ばせるって…何のことだよ?
現状、喜びとは程遠いところにいるんだが?
「シュニィが言ってたの」
シュニィ?
何故、今シュニィの名前が出てくる?
「…シュニィが何言ってたんだ?」
「ジュリスさんの傍にいてあげてください、って。だから傍にいることにした」
話が全く見えない。
「どういうことだよ…?何でシュニィが出てくるんだ…?」
「だって、ジュリス…。ツボもブレスレットも要らないって。効果がないって言うから」
「…それは…言ったけど」
だって、本当に効果ないんだから。
で、それとこれと、何の関係が…。
「他にどうしたら、ジュリスは喜ぶのかなって思って、シュニィに相談したんだ」
…そうだったのか。
シュニィも、突然変なこと聞かれて…首を傾げただろうな。
いや、ベリクリーデが突然変なことを言うのは、もう、ベリクリーデのお家芸みたいなものだから。
案外、驚かずに淡々と答えたのかもしれない。
「そうしたらシュニィが、『ジュリスさんは、ベリクリーデさんが傍にいるだけで嬉しいと思いますよ』って」
「…」
「だから、一緒にいることにしたの」
…シュニィ…お前って奴は…。
なんという…余計なことをいっ…、
…いや、これもシュニィなりの優しさなのかもしれない。
目を離せば、ベリクリーデはすぐに、突拍子もないことを始めるからな。
せめて俺の傍に置いておけば、大人しくしているだろうと。
そう思って、わざとそんな助言をしたのかも。
まぁ、どんな助言をしようと…ベリクリーデが珍妙なことをする事実に、変わりはないけどな。
傍にいろって…そりゃ分かるけども…。
…だからって、傍にいる(物理)かよ。
寝てるときまで傍にいろなんて、一言も言ってねぇ。
「あのな、ベリクリーデ…」
「これで、ジュリスは喜んでくれたよね。良かった」
…。
「元気、出た?」
…それは…。
…元気…は、別に変わらないけど…。
ベリクリーデなりに、俺を喜ばせようと…元気を出してもらおうと…色々考えた結果なのだと思うと。
怒るに怒れない。
自分の為にしてくれたことを怒るのは、結構難しいもんだ。
「…分かったよ。ありがとうな」
結果、怒るどころか俺は、むしろ感謝の言葉を口にしていた。
「うん。どういたしまして」
「…」
…部屋に勝手に侵入され、酷い誤解が生まれ。
それなのに、何で俺が感謝しなきゃならないんだか。
ベリクリーデのこういうところ、本当ズルいよなぁ…。
責任は、お前に取ってもらうぞ、ベリクリーデ。
「…お前アホか?馬鹿なのか!?何でここにいるんだ!?」
「…ほぇ?」
ほぇじゃねぇんだよ。
とぼけた顔して誤魔化そうとするな。
「いつの間に入ってきた!?」
「えぇっと…ちょっと前に来たよ」
あ、そう。
俺そのとき何してた?多分寝てたんだろうな。
起きろよ、俺。
「何で、わざわざ俺の部屋に来て寝るんだよ…!?」
「自分の部屋で寝ようと思ったけど、眠れなかったから」
またかよ。
それ嘘だろ。お前、さっきまでめちゃくちゃよく寝てたぞ。
「それに、ジュリスを喜ばせてあげたかったから」
「…はぁ…?」
喜ばせるって…何のことだよ?
現状、喜びとは程遠いところにいるんだが?
「シュニィが言ってたの」
シュニィ?
何故、今シュニィの名前が出てくる?
「…シュニィが何言ってたんだ?」
「ジュリスさんの傍にいてあげてください、って。だから傍にいることにした」
話が全く見えない。
「どういうことだよ…?何でシュニィが出てくるんだ…?」
「だって、ジュリス…。ツボもブレスレットも要らないって。効果がないって言うから」
「…それは…言ったけど」
だって、本当に効果ないんだから。
で、それとこれと、何の関係が…。
「他にどうしたら、ジュリスは喜ぶのかなって思って、シュニィに相談したんだ」
…そうだったのか。
シュニィも、突然変なこと聞かれて…首を傾げただろうな。
いや、ベリクリーデが突然変なことを言うのは、もう、ベリクリーデのお家芸みたいなものだから。
案外、驚かずに淡々と答えたのかもしれない。
「そうしたらシュニィが、『ジュリスさんは、ベリクリーデさんが傍にいるだけで嬉しいと思いますよ』って」
「…」
「だから、一緒にいることにしたの」
…シュニィ…お前って奴は…。
なんという…余計なことをいっ…、
…いや、これもシュニィなりの優しさなのかもしれない。
目を離せば、ベリクリーデはすぐに、突拍子もないことを始めるからな。
せめて俺の傍に置いておけば、大人しくしているだろうと。
そう思って、わざとそんな助言をしたのかも。
まぁ、どんな助言をしようと…ベリクリーデが珍妙なことをする事実に、変わりはないけどな。
傍にいろって…そりゃ分かるけども…。
…だからって、傍にいる(物理)かよ。
寝てるときまで傍にいろなんて、一言も言ってねぇ。
「あのな、ベリクリーデ…」
「これで、ジュリスは喜んでくれたよね。良かった」
…。
「元気、出た?」
…それは…。
…元気…は、別に変わらないけど…。
ベリクリーデなりに、俺を喜ばせようと…元気を出してもらおうと…色々考えた結果なのだと思うと。
怒るに怒れない。
自分の為にしてくれたことを怒るのは、結構難しいもんだ。
「…分かったよ。ありがとうな」
結果、怒るどころか俺は、むしろ感謝の言葉を口にしていた。
「うん。どういたしまして」
「…」
…部屋に勝手に侵入され、酷い誤解が生まれ。
それなのに、何で俺が感謝しなきゃならないんだか。
ベリクリーデのこういうところ、本当ズルいよなぁ…。


