翌日の、朝。
「…ん…」
俺は、カーテンから差し込む朝日の眩しさに、目を覚ました。
…あれ。
…何時だ?今…。
珍しく、朝までぐっすり眠ってしまった。
最近、ベリクリーデのせいで、夜にちゃんと眠れないことが多かったし。
昨日は、俺の頭を悩ませていた詐欺師問題も、無事に解決したことから。
ホッとして、気が抜けて…ついぐっすり眠ってしまったのかもしれない。
しかし、よく寝たお陰で、頭がすっきりした。
やはり、睡眠は万病の薬だな。
「…さて、そろそろ起き…」
ベッドに手をついて、身体を起こそう…とした、そのとき。
シーツに触ったはずの手のひらに、むにゅっ、とした感触が伝わってきた。
…?
全く覚えのないその感触に、俺は愕然として振り向いた。
すると、そこには。
「…むにゃむにゃ…んん…。じゅりす〜…」
「はぁぁぁぁ!?」
はだけたパジャマを着たベリクリーデが、俺の横で眠っていた。
まだ夢の中にいるのではないか、と思った。
な、何でベリクリーデがここに…!?
いつの間に来てたんだ?
寝る前はいなかったぞ。
つーか、俺も俺だ。気づけよ!
余程ぐっすり眠っていたらしい。馬鹿か俺は。
いや、馬鹿はベリクリーデの方だ。
何でお前、こんな狭いベッドに侵入してきてるの?
そもそも、人様の寝室に勝手に入ってきて、勝手にベッドに入るなんて。
お前には、慎みとかそういうものはないのか。
ないよな。そうだな。
で、俺がさっき手のひらで掴んだ、あのむにゅっとした感触は…。
寝乱れて、捲れたパジャマから覗きかけている…。
ベリクリーデの、胸、
「…」
…いや、夢だな。今のはあれだ。うん。
何も起きなかった。
俺は何もしていない。ベリクリーデが悪い。
「お前、いつの間に…。起きろ!」
「んん〜…。じゅりす、そこ触っちゃらめ〜…」
「どういう夢を見てるんだよ!?気色悪いからやめろ!」
ベリクリーデの肩を揺さぶるが、ふにゃふにゃ言うばかりで、寝ぼけている。
こ、こいつ…。
…しかし。
本当の最悪の事態は、ここからだった。
部屋の扉が、こんこん、とノックされ。
俺は血の気が引いた。
「ジュリス隊長。おはようございます」
扉の向こうから聞こえてきたのは、俺の部下の声だった。
「なかなかいらっしゃらないので、心配で…。もしかして、体調が優れないのですか?」
俺が珍しく、なかなか起きてこないから。
何かあったのではと、様子を見に来てくれたらしい。
その気持ちは有り難いのだが。
…最悪のタイミングだ。
「…ん…」
俺は、カーテンから差し込む朝日の眩しさに、目を覚ました。
…あれ。
…何時だ?今…。
珍しく、朝までぐっすり眠ってしまった。
最近、ベリクリーデのせいで、夜にちゃんと眠れないことが多かったし。
昨日は、俺の頭を悩ませていた詐欺師問題も、無事に解決したことから。
ホッとして、気が抜けて…ついぐっすり眠ってしまったのかもしれない。
しかし、よく寝たお陰で、頭がすっきりした。
やはり、睡眠は万病の薬だな。
「…さて、そろそろ起き…」
ベッドに手をついて、身体を起こそう…とした、そのとき。
シーツに触ったはずの手のひらに、むにゅっ、とした感触が伝わってきた。
…?
全く覚えのないその感触に、俺は愕然として振り向いた。
すると、そこには。
「…むにゃむにゃ…んん…。じゅりす〜…」
「はぁぁぁぁ!?」
はだけたパジャマを着たベリクリーデが、俺の横で眠っていた。
まだ夢の中にいるのではないか、と思った。
な、何でベリクリーデがここに…!?
いつの間に来てたんだ?
寝る前はいなかったぞ。
つーか、俺も俺だ。気づけよ!
余程ぐっすり眠っていたらしい。馬鹿か俺は。
いや、馬鹿はベリクリーデの方だ。
何でお前、こんな狭いベッドに侵入してきてるの?
そもそも、人様の寝室に勝手に入ってきて、勝手にベッドに入るなんて。
お前には、慎みとかそういうものはないのか。
ないよな。そうだな。
で、俺がさっき手のひらで掴んだ、あのむにゅっとした感触は…。
寝乱れて、捲れたパジャマから覗きかけている…。
ベリクリーデの、胸、
「…」
…いや、夢だな。今のはあれだ。うん。
何も起きなかった。
俺は何もしていない。ベリクリーデが悪い。
「お前、いつの間に…。起きろ!」
「んん〜…。じゅりす、そこ触っちゃらめ〜…」
「どういう夢を見てるんだよ!?気色悪いからやめろ!」
ベリクリーデの肩を揺さぶるが、ふにゃふにゃ言うばかりで、寝ぼけている。
こ、こいつ…。
…しかし。
本当の最悪の事態は、ここからだった。
部屋の扉が、こんこん、とノックされ。
俺は血の気が引いた。
「ジュリス隊長。おはようございます」
扉の向こうから聞こえてきたのは、俺の部下の声だった。
「なかなかいらっしゃらないので、心配で…。もしかして、体調が優れないのですか?」
俺が珍しく、なかなか起きてこないから。
何かあったのではと、様子を見に来てくれたらしい。
その気持ちは有り難いのだが。
…最悪のタイミングだ。


