…と、そこまではまぁ良かったのだが。
「あーあ…。駄目だったかー。ツボは駄目なのかー…」
「…」
何故か、ちょっとしょんぼりしているベリクリーデである。
騙されていたことがショックだった…と言うよりは。
「ジュリスが元気出してくれると思ったのになぁ…」
「…」
俺に元気になって欲しい、という目論見が潰えたことが、ショックだった様子。
…何を思って、またそんなこと考えてたのか…。
「別に…ツボなんかなくても、俺は元気だぞ?」
そりゃ、残業に追われたりもしてたけど。
それだって毎日じゃないし。
むしろ、俺を元気にしたいなら、お前は何もしないでくれ。
それが一番、俺の精神的健康に良い。
「でも、私はもっと、ジュリスに幸せになって欲しいんだよ」
「…あ、そう…」
「元気になって欲しいの。どうしたら良い?」
…どうしたら、って…。
そうだな。
まずは、深夜に俺のもとを訪ねてきて…眠りを妨げるのをよしてもらおうか。
そこから始めてくれないか。
…と、面と向かって言うのは気の毒なので。
「別に、何もしなくて良いよ。今のままで、俺は充分満足してるから」
「…そっか…」
身の丈に合わない幸福は、求めない主義でね。
毎日幸せ過ぎるより、何かしら愚痴と不満を溢しながら、「やれやれ」と生きるくらいが、人生丁度良い。
そういうもんだ。
…まぁ、ベリクリーデがもうちょっと、自分の書類仕事を自分でやってくれたら、俺は大助かりなのだが。
ベリクリーデの奴は、字も下手だし、文章も下手くそだからなぁ。
やれやれと思いながら、ボチボチやっていくよ。
しかし。
「…」
ベリクリーデは、まだ納得が行っていない様子だった。
「あーあ…。駄目だったかー。ツボは駄目なのかー…」
「…」
何故か、ちょっとしょんぼりしているベリクリーデである。
騙されていたことがショックだった…と言うよりは。
「ジュリスが元気出してくれると思ったのになぁ…」
「…」
俺に元気になって欲しい、という目論見が潰えたことが、ショックだった様子。
…何を思って、またそんなこと考えてたのか…。
「別に…ツボなんかなくても、俺は元気だぞ?」
そりゃ、残業に追われたりもしてたけど。
それだって毎日じゃないし。
むしろ、俺を元気にしたいなら、お前は何もしないでくれ。
それが一番、俺の精神的健康に良い。
「でも、私はもっと、ジュリスに幸せになって欲しいんだよ」
「…あ、そう…」
「元気になって欲しいの。どうしたら良い?」
…どうしたら、って…。
そうだな。
まずは、深夜に俺のもとを訪ねてきて…眠りを妨げるのをよしてもらおうか。
そこから始めてくれないか。
…と、面と向かって言うのは気の毒なので。
「別に、何もしなくて良いよ。今のままで、俺は充分満足してるから」
「…そっか…」
身の丈に合わない幸福は、求めない主義でね。
毎日幸せ過ぎるより、何かしら愚痴と不満を溢しながら、「やれやれ」と生きるくらいが、人生丁度良い。
そういうもんだ。
…まぁ、ベリクリーデがもうちょっと、自分の書類仕事を自分でやってくれたら、俺は大助かりなのだが。
ベリクリーデの奴は、字も下手だし、文章も下手くそだからなぁ。
やれやれと思いながら、ボチボチやっていくよ。
しかし。
「…」
ベリクリーデは、まだ納得が行っていない様子だった。


