翌日。
…俺はこの数日間で、学んだことがある。
ここ最近、しょっちゅうベリクリーデに夜間侵入されては、眠りを妨げられ。
昨日なんて、俺、床で眠らされたからな。
それなのに、朝起きて、床で寝ていた俺を見たベリクリーデの一言は、
「何で床で寝るの?一緒に寝れば良かったのに」だったからな。
一緒に寝られる訳ないだろ。何考えてんだ。
この部屋のベッドは、ダブルベッドではない。
小さなシングルベッドに、二人で寝ようと思ったら、当然身体を密着させないといけない訳で…。
…言うまでもなく、言い訳のしようのない誤解が生まれかねない訳だ。
絶対嫌だ。
それなら、床で寝た方がマシだっての。
そこで、俺は考えた。
問題は、俺がベリクリーデを甘やかしているせいではないか、と。
いや、それはもう、ずっと前からそうなんだけど。
俺がベリクリーデの勝手を許しているから、奴も調子に乗って、連日俺のもとを訪ねてくるんだよ。
遊びに来ようが何しに来ようが、毅然とした態度で。
「お前と遊んでいる暇はない。帰れ」と、門前払いすれば良い。
何だかんだ部屋に入れてやるから、朝まで居着かれることになるんだよ。
案の定最近、「ジュリス隊長とベリクリーデ隊長が同衾している」などという、おぞましい噂が流れていた。
エリュティア。流したのはお前じゃないよな?
ともかく、このような噂が流れるのは、非常に不本意。
かつ、不健全である。
ここいらで、真実をハッキリさせておくとしよう。
俺は何も疚しいことはしていないし、むしろ毎晩ベリクリーデに突撃されて、迷惑しているのだということを。
他の奴らにも教えてやるよ。
…そういう訳なので。
「今夜訪ねてきても…絶対叩き出してやるからな」
堅い覚悟を持って、毅然としてベリクリーデに臨むとしよう。
…すると、その晩。
案の定、奴はやって来た。
「ジュリスー、よいしょ。来たよ、よいしょ。遊ぼう。よいしょ」
「…」
…毅然として追い払う…そのつもりだったのだけど。
やって来たベリクリーデの姿を見て、俺は思わず追い返すのを忘れてしまった。
…俺はこの数日間で、学んだことがある。
ここ最近、しょっちゅうベリクリーデに夜間侵入されては、眠りを妨げられ。
昨日なんて、俺、床で眠らされたからな。
それなのに、朝起きて、床で寝ていた俺を見たベリクリーデの一言は、
「何で床で寝るの?一緒に寝れば良かったのに」だったからな。
一緒に寝られる訳ないだろ。何考えてんだ。
この部屋のベッドは、ダブルベッドではない。
小さなシングルベッドに、二人で寝ようと思ったら、当然身体を密着させないといけない訳で…。
…言うまでもなく、言い訳のしようのない誤解が生まれかねない訳だ。
絶対嫌だ。
それなら、床で寝た方がマシだっての。
そこで、俺は考えた。
問題は、俺がベリクリーデを甘やかしているせいではないか、と。
いや、それはもう、ずっと前からそうなんだけど。
俺がベリクリーデの勝手を許しているから、奴も調子に乗って、連日俺のもとを訪ねてくるんだよ。
遊びに来ようが何しに来ようが、毅然とした態度で。
「お前と遊んでいる暇はない。帰れ」と、門前払いすれば良い。
何だかんだ部屋に入れてやるから、朝まで居着かれることになるんだよ。
案の定最近、「ジュリス隊長とベリクリーデ隊長が同衾している」などという、おぞましい噂が流れていた。
エリュティア。流したのはお前じゃないよな?
ともかく、このような噂が流れるのは、非常に不本意。
かつ、不健全である。
ここいらで、真実をハッキリさせておくとしよう。
俺は何も疚しいことはしていないし、むしろ毎晩ベリクリーデに突撃されて、迷惑しているのだということを。
他の奴らにも教えてやるよ。
…そういう訳なので。
「今夜訪ねてきても…絶対叩き出してやるからな」
堅い覚悟を持って、毅然としてベリクリーデに臨むとしよう。
…すると、その晩。
案の定、奴はやって来た。
「ジュリスー、よいしょ。来たよ、よいしょ。遊ぼう。よいしょ」
「…」
…毅然として追い払う…そのつもりだったのだけど。
やって来たベリクリーデの姿を見て、俺は思わず追い返すのを忘れてしまった。


