…で、更にその翌日。
…の、夜。
「…良いこと思いついた」
俺は部屋の中で、一人呟いた。
ここ最近、しょっちゅうベリクリーデに侵入され。
奴がここで寝るせいで、俺は自分の部屋なのに眠ることが出来ないという、非常に理不尽な目に遭わされている。
この状況を打開する為に、どうしたら良いのか。
思いついた。
「…先に寝よう」
俺が起きてるから、ベリクリーデが勝手に入ってきて、遊びに付き合わされるんだ。
ベリクリーデがやって来ようとも、部屋の灯りを消して「俺もう寝てるから」と言えば。
ベリクリーデを撃退出来るのでは?
よし、そうしよう。
大体俺、昨日朝までオールだったせいで、凄い眠いんだよ、今。
今夜は残業もないし、ちょっと早めに寝ても良いだろう。
そんな訳で、俺は早々にジャージに着替え、部屋の灯りを消し、ベッドに横になった。
はぁ、ホッと一息…。
俺はベリクリーデほど、寝付きが良い訳じゃないが。
目を閉じて、夢の世界に行こう…。
…と、したそのとき。
「ジュリスー。遊んでー」
案の定。
案の定、ベリクリーデは俺の部屋を訪ねてきた。
ほらな、言わんこっちゃない。
だが、今日はお前の思い通りには行かないぞ。
「あれ?ジュリス、電気消してどうしたの?」
どうしたの、じゃねぇよ。
寝てんだよ。夜だからな。
「しかも、ベッドに横になって…。何かあったの?」
「…何もねぇよ。寝てるんだよ。見ての通りな」
「何か落ち込むことでもあった?」
だから、何もないって。
俺がちょっと早く寝てたら、これだよ。
「ジュリス、可哀想。私が慰めてあげるね。よしよし」
と言って、ベリクリーデは俺の頭を撫でていた。
…何やってるんだよ…。何も落ち込んでねぇよ。
「慰めなくて良いから、お前は自分の部屋に帰れ」
「誰かにいじめられたの?」
「誰にもいじめられてねぇよ」
「ジュリスをいじめるような悪い人は、私がお星様にしてあげるから、安心して」
何も安心出来ねぇし、物騒だからやめてくれ。
「あのな、ベリクリーデ。俺、別に落ち込んでる訳じゃないから。早くかえっ…」
「よし、分かった」
「…何が?」
ベリクリーデは、名案を思いついたとばかりに、ポンと手を叩いた。
…ろくでもないことを思いついた予感。
「ベッドで慰めてあげる。だから元気出して」
と言って、ベリクリーデはあろうことか、ベッドに入ってこようとした。
「はぁぁ!?」
俺は慌てて飛び起き、それを阻止した。
…の、夜。
「…良いこと思いついた」
俺は部屋の中で、一人呟いた。
ここ最近、しょっちゅうベリクリーデに侵入され。
奴がここで寝るせいで、俺は自分の部屋なのに眠ることが出来ないという、非常に理不尽な目に遭わされている。
この状況を打開する為に、どうしたら良いのか。
思いついた。
「…先に寝よう」
俺が起きてるから、ベリクリーデが勝手に入ってきて、遊びに付き合わされるんだ。
ベリクリーデがやって来ようとも、部屋の灯りを消して「俺もう寝てるから」と言えば。
ベリクリーデを撃退出来るのでは?
よし、そうしよう。
大体俺、昨日朝までオールだったせいで、凄い眠いんだよ、今。
今夜は残業もないし、ちょっと早めに寝ても良いだろう。
そんな訳で、俺は早々にジャージに着替え、部屋の灯りを消し、ベッドに横になった。
はぁ、ホッと一息…。
俺はベリクリーデほど、寝付きが良い訳じゃないが。
目を閉じて、夢の世界に行こう…。
…と、したそのとき。
「ジュリスー。遊んでー」
案の定。
案の定、ベリクリーデは俺の部屋を訪ねてきた。
ほらな、言わんこっちゃない。
だが、今日はお前の思い通りには行かないぞ。
「あれ?ジュリス、電気消してどうしたの?」
どうしたの、じゃねぇよ。
寝てんだよ。夜だからな。
「しかも、ベッドに横になって…。何かあったの?」
「…何もねぇよ。寝てるんだよ。見ての通りな」
「何か落ち込むことでもあった?」
だから、何もないって。
俺がちょっと早く寝てたら、これだよ。
「ジュリス、可哀想。私が慰めてあげるね。よしよし」
と言って、ベリクリーデは俺の頭を撫でていた。
…何やってるんだよ…。何も落ち込んでねぇよ。
「慰めなくて良いから、お前は自分の部屋に帰れ」
「誰かにいじめられたの?」
「誰にもいじめられてねぇよ」
「ジュリスをいじめるような悪い人は、私がお星様にしてあげるから、安心して」
何も安心出来ねぇし、物騒だからやめてくれ。
「あのな、ベリクリーデ。俺、別に落ち込んでる訳じゃないから。早くかえっ…」
「よし、分かった」
「…何が?」
ベリクリーデは、名案を思いついたとばかりに、ポンと手を叩いた。
…ろくでもないことを思いついた予感。
「ベッドで慰めてあげる。だから元気出して」
と言って、ベリクリーデはあろうことか、ベッドに入ってこようとした。
「はぁぁ!?」
俺は慌てて飛び起き、それを阻止した。


