…ともあれ。
ようやく見つけたぞ。もう逃してなるものか。
ここが年貢の納め時、って奴だ。
…と、思ったのだが。
「…」
俺は改めて、令月に捕らえられたネクロマンサーを見下ろした。
…死体を操る、なんて不気味な能力を使うくらいだから、どんな悪漢が現れるかと思ったのに…。
…子供じゃないかよ。
いつだったか、ベリクリーデがドッペルゲンガーによって断絶空間に送られたとき。
腐敗臭を感じると共に、子供の人影を見たって言ってたよな?
もしかして、あのときベリクリーデのドッペルゲンガーと共に、ベリクリーデを断絶空間に送った犯人は…。
…そう考えれば、辻褄は合うな。
じゃあ、俺達を散々苦しめた、あの童話シリーズの魔法道具についても…一枚噛んでたってことか。
なんとけしからん…。子供故の残酷さということか。
「ここで会ったが百年目、って奴だな」
色々と悪事を働いてくれたようだが…ここいらが年貢の納め時だぞ。
「お前が死体を動かしてた…ネクロマンサーなんだな?」
「…」
ネクロマンサーのガキは答えず、小馬鹿にしたような顔でこちらを見ていた。
この野郎…。縛られてる癖に、何でこんなに偉そうなんだ。
「何で里の族長の死体を動かした?童話シリーズを俺達にけしかけてきたのは、お前か?」
「…」
「死体を操って、何をするつもりだったんだ?俺達に何の恨みがある?お前の目的は何だ?」
「…」
何を聞いても、だんまりを決め込むネクロマンサー。
こいつ…。自分が子供だから殺されない、と思ってないか?
「お前…。黙ってれば済むと思ってんじゃないだろうか?」
俺だって、ガキを痛めつける趣味はない。
…でも、こいつがネクロマンサーとして悪事を働き、シルナを…殺そうとしているのなら、俺も黙ってないぞ。
「喋らなかったら、どうするの?」
余裕綽々の顔で、ネクロマンサーが聞いた。
…そうだな…。
「…シルナ。何か考えろ」
「えっ。あ、えーと…。じゃあ…罰として、丸一日チョコレート禁止、とかどうだろう」
「そうか…。お前に聞いた俺が悪かったよ」
令月やすぐりのときもお前、似たようなこと言ってたな。
ルーデュニア聖王国の拷問官がシルナだったら、黙秘する犯罪者が多発するだろうな。
すると。
「捕虜の尋問だね?それなら、俺達に任せてよ」
「僕達の得意分野だ」
元『アメノミコト』暗殺者の令月とすぐりが、進んで前に出た。
おぉ、お前達か。
そうだな。年齢的にも近いだろうし、同じ子供同士、心に訴えかければ通じ合うところがあっ、
「じゃ、まずは生爪剥いでみよっかー」
「水責めでも良いと思う」
…。
…前言、撤回。
シルナに負けず劣らず、こいつらに拷問官をやらせてはいけないと発覚した。
ようやく見つけたぞ。もう逃してなるものか。
ここが年貢の納め時、って奴だ。
…と、思ったのだが。
「…」
俺は改めて、令月に捕らえられたネクロマンサーを見下ろした。
…死体を操る、なんて不気味な能力を使うくらいだから、どんな悪漢が現れるかと思ったのに…。
…子供じゃないかよ。
いつだったか、ベリクリーデがドッペルゲンガーによって断絶空間に送られたとき。
腐敗臭を感じると共に、子供の人影を見たって言ってたよな?
もしかして、あのときベリクリーデのドッペルゲンガーと共に、ベリクリーデを断絶空間に送った犯人は…。
…そう考えれば、辻褄は合うな。
じゃあ、俺達を散々苦しめた、あの童話シリーズの魔法道具についても…一枚噛んでたってことか。
なんとけしからん…。子供故の残酷さということか。
「ここで会ったが百年目、って奴だな」
色々と悪事を働いてくれたようだが…ここいらが年貢の納め時だぞ。
「お前が死体を動かしてた…ネクロマンサーなんだな?」
「…」
ネクロマンサーのガキは答えず、小馬鹿にしたような顔でこちらを見ていた。
この野郎…。縛られてる癖に、何でこんなに偉そうなんだ。
「何で里の族長の死体を動かした?童話シリーズを俺達にけしかけてきたのは、お前か?」
「…」
「死体を操って、何をするつもりだったんだ?俺達に何の恨みがある?お前の目的は何だ?」
「…」
何を聞いても、だんまりを決め込むネクロマンサー。
こいつ…。自分が子供だから殺されない、と思ってないか?
「お前…。黙ってれば済むと思ってんじゃないだろうか?」
俺だって、ガキを痛めつける趣味はない。
…でも、こいつがネクロマンサーとして悪事を働き、シルナを…殺そうとしているのなら、俺も黙ってないぞ。
「喋らなかったら、どうするの?」
余裕綽々の顔で、ネクロマンサーが聞いた。
…そうだな…。
「…シルナ。何か考えろ」
「えっ。あ、えーと…。じゃあ…罰として、丸一日チョコレート禁止、とかどうだろう」
「そうか…。お前に聞いた俺が悪かったよ」
令月やすぐりのときもお前、似たようなこと言ってたな。
ルーデュニア聖王国の拷問官がシルナだったら、黙秘する犯罪者が多発するだろうな。
すると。
「捕虜の尋問だね?それなら、俺達に任せてよ」
「僕達の得意分野だ」
元『アメノミコト』暗殺者の令月とすぐりが、進んで前に出た。
おぉ、お前達か。
そうだな。年齢的にも近いだろうし、同じ子供同士、心に訴えかければ通じ合うところがあっ、
「じゃ、まずは生爪剥いでみよっかー」
「水責めでも良いと思う」
…。
…前言、撤回。
シルナに負けず劣らず、こいつらに拷問官をやらせてはいけないと発覚した。


