「ふむ…。ここで議論していても、前には進みませんね」
と、不死身先生が言った。
「じゃあ、どうするの?」
「学院長の様子が本当におかしいのか、戻って観察してみましょう」
成程。
まぁ、そうするしかないよね。
本人に、「最近真面目になったって本当?」と聞く訳にもいかないし…。
「ちなみに、ナジュせんせーは学院長せんせーの心を読んだの?何か様子が変わったことはなかった?」
『八千歳』が、不死身先生に尋ねた。
「なーんにもありません。さっきも読みましたけど、相変わらず『幽霊怖い幽霊怖い。チョコレートで和解したい』とか、そんなつまんないことを考えてるだけでした」
本当につまんないね。
でも、いつもの学院長って感じだ。
心変わりしたようには思えない。
「まぁ、自分の変化を自覚してる人って、案外少ないですから。変わってしまったことに気づいてないだけかもしれません」
「そっかー…」
結局、その人が本当に変わってしまったのかどうかは。
本人ではなく、他人の目から見た客観的な意見でしか判断出来ない、と。
そういうことなのだろう。
「よし、じゃあ戻りましょうか。…気になるとは思いますけど、学院長本人には黙ってるってことで」
「分かった」
学院長に隠し事をするのは、あまり気が進まないけど。
噂の真偽も分からないのに、問い詰めることも出来なかった。
…でも…。
「あ、君達!何処行ってたの?も〜!」
「…」
「幽霊との和解チョコ、何が良いと思う?フォンダンショコラ?チョコドーナツ?幽霊って、どんなチョコが好きなのかなぁ」
学院長室に戻るなり。
至って真剣な眼差しで、お化けにお供えするチョコレートについて、意見を求めてくる学院長を見ると。
この人が本当に心変わりしたなんて、とても思えない。
…お化けって、チョコ好きなのかな?
もし学院長が死んでお化けになることになったら、そのときはチョコレートを供えておこう。
一瞬で成仏しそうだ。
「…」
僕達四人は、いつも通りの学院長の姿を見て、互いに顔を見合わせた。
様子がおかしいようには、見えないけど…。
『八千歳』や不死身先生の言う噂って、本当なんだろうか…?
本当なのだとしたら、今ここに…僕達の目の前にいる学院長って、一体…。
と、不死身先生が言った。
「じゃあ、どうするの?」
「学院長の様子が本当におかしいのか、戻って観察してみましょう」
成程。
まぁ、そうするしかないよね。
本人に、「最近真面目になったって本当?」と聞く訳にもいかないし…。
「ちなみに、ナジュせんせーは学院長せんせーの心を読んだの?何か様子が変わったことはなかった?」
『八千歳』が、不死身先生に尋ねた。
「なーんにもありません。さっきも読みましたけど、相変わらず『幽霊怖い幽霊怖い。チョコレートで和解したい』とか、そんなつまんないことを考えてるだけでした」
本当につまんないね。
でも、いつもの学院長って感じだ。
心変わりしたようには思えない。
「まぁ、自分の変化を自覚してる人って、案外少ないですから。変わってしまったことに気づいてないだけかもしれません」
「そっかー…」
結局、その人が本当に変わってしまったのかどうかは。
本人ではなく、他人の目から見た客観的な意見でしか判断出来ない、と。
そういうことなのだろう。
「よし、じゃあ戻りましょうか。…気になるとは思いますけど、学院長本人には黙ってるってことで」
「分かった」
学院長に隠し事をするのは、あまり気が進まないけど。
噂の真偽も分からないのに、問い詰めることも出来なかった。
…でも…。
「あ、君達!何処行ってたの?も〜!」
「…」
「幽霊との和解チョコ、何が良いと思う?フォンダンショコラ?チョコドーナツ?幽霊って、どんなチョコが好きなのかなぁ」
学院長室に戻るなり。
至って真剣な眼差しで、お化けにお供えするチョコレートについて、意見を求めてくる学院長を見ると。
この人が本当に心変わりしたなんて、とても思えない。
…お化けって、チョコ好きなのかな?
もし学院長が死んでお化けになることになったら、そのときはチョコレートを供えておこう。
一瞬で成仏しそうだ。
「…」
僕達四人は、いつも通りの学院長の姿を見て、互いに顔を見合わせた。
様子がおかしいようには、見えないけど…。
『八千歳』や不死身先生の言う噂って、本当なんだろうか…?
本当なのだとしたら、今ここに…僕達の目の前にいる学院長って、一体…。


