その優しさは有り難いんですが…。
「僕は一人でも大丈夫ですよ」
むしろ、一人にしてくれた方が都合が良い。
「でも…」
「大丈夫ですよ、ルーチェスなら、心配しなくても。なんだって彼は、俺の一番弟子ですからね」
と、ルレイアさん。
へぇ。この人、僕の師匠なのか。
随分物騒な師匠をお持ちのようで。
「自分の弟子に手柄を立たせてあげたいという、師匠心ですよ」
「いや…そうは言うけどな…」
「おっと、ルルシーさん。僕の実力を疑ってるんですか?」
今なら、風魔法に読心魔法をつけて、ついでに不死身ですよ。
少なくとも、魔導適性のない人間に負けるつもりはない。
例え何人集まろうとも。
「…そういう訳じゃないけど…」
「だったら、信用して任せてくださいよ」
「…分かったよ」
渋々といった様子で、ルルシーさんが頷いた。
「でも、無理はするなよ。秘密兵器の存在もまだ確認出来てないんだし…。劣勢になったら、すぐ退却しろよ」
「はいはい、分かりました」
ご心配どうも。
僕の辞書には、特攻という文字はあっても、退却の文字はないな。
「俺達も、出来るだけ早めに合流する。それまで持ち堪えてくれ」
「了解しました」
「あ、勿論、持ち堪えなくても、殲滅出来るならそうしても良いんですからね」
「えぇ、それはもう。そのつもりです」
言われずとも。
「それじゃ、行きましょうか。ルルシー」
「あぁ」
背中を合わせた二人の先輩は、勢いよく敵陣のど真ん中に突っ込んでいった。
なんと勇ましい。
恐れ知らずは、令月さんとすぐりさんにそっくりだな。
息の合った連係プレーは、まるでお互いの手足を自在に動かしているかのよう。
以心伝心ってことか…。見事ですね。
あんな風に連携出来るペアは、聖魔騎士団でも、キュレム&ルイーシュペアくらいだろうな。
洗練された戦闘スタイルに、思わず見惚れてしまいそうになったが…。
「…おっと」
目の前に、ぴゅんぴゅんと弾丸が飛んできて、僕は我に返った。
そういや、ここも戦場なんだっけ。
ボケっとしてたら、蜂の巣にされてしまう。
いや、蜂の巣にされても、死にませんけど。
僕の役目は、この奥にあるという武器庫の制圧だっけ?
武器を奪ってしまえば、敵は戦う術をなくす。
それに、秘密兵器…とやらの情報も、無視出来ない。
早いところ、武器庫を抑えてしまうとしよう。
「僕は一人でも大丈夫ですよ」
むしろ、一人にしてくれた方が都合が良い。
「でも…」
「大丈夫ですよ、ルーチェスなら、心配しなくても。なんだって彼は、俺の一番弟子ですからね」
と、ルレイアさん。
へぇ。この人、僕の師匠なのか。
随分物騒な師匠をお持ちのようで。
「自分の弟子に手柄を立たせてあげたいという、師匠心ですよ」
「いや…そうは言うけどな…」
「おっと、ルルシーさん。僕の実力を疑ってるんですか?」
今なら、風魔法に読心魔法をつけて、ついでに不死身ですよ。
少なくとも、魔導適性のない人間に負けるつもりはない。
例え何人集まろうとも。
「…そういう訳じゃないけど…」
「だったら、信用して任せてくださいよ」
「…分かったよ」
渋々といった様子で、ルルシーさんが頷いた。
「でも、無理はするなよ。秘密兵器の存在もまだ確認出来てないんだし…。劣勢になったら、すぐ退却しろよ」
「はいはい、分かりました」
ご心配どうも。
僕の辞書には、特攻という文字はあっても、退却の文字はないな。
「俺達も、出来るだけ早めに合流する。それまで持ち堪えてくれ」
「了解しました」
「あ、勿論、持ち堪えなくても、殲滅出来るならそうしても良いんですからね」
「えぇ、それはもう。そのつもりです」
言われずとも。
「それじゃ、行きましょうか。ルルシー」
「あぁ」
背中を合わせた二人の先輩は、勢いよく敵陣のど真ん中に突っ込んでいった。
なんと勇ましい。
恐れ知らずは、令月さんとすぐりさんにそっくりだな。
息の合った連係プレーは、まるでお互いの手足を自在に動かしているかのよう。
以心伝心ってことか…。見事ですね。
あんな風に連携出来るペアは、聖魔騎士団でも、キュレム&ルイーシュペアくらいだろうな。
洗練された戦闘スタイルに、思わず見惚れてしまいそうになったが…。
「…おっと」
目の前に、ぴゅんぴゅんと弾丸が飛んできて、僕は我に返った。
そういや、ここも戦場なんだっけ。
ボケっとしてたら、蜂の巣にされてしまう。
いや、蜂の巣にされても、死にませんけど。
僕の役目は、この奥にあるという武器庫の制圧だっけ?
武器を奪ってしまえば、敵は戦う術をなくす。
それに、秘密兵器…とやらの情報も、無視出来ない。
早いところ、武器庫を抑えてしまうとしよう。


