…ルレイア、って言ったっけ?
…この人…本当に只者じゃない。
まだ何もボロは出していないはずなのに…僕の正体に気付い、
「それより、そろそろ任務の時間だ。出掛けるぞ」
僕とルレイアさんの間で、一瞬だけ、緊迫した睨み合いが勃発しかけたが。
良い感じに空気を読まず、ルルシーさんが割って入った。
無意識なんだろうが、ナイスフォローだ。
「…任務?ありましたっけ?」
ルレイアさんが、きょとんと首を傾げて言った。
…。
「あのなぁ、ルレイア…。忘れるなよ。昨日言ったろ?うちの傘下の、『M.T.S社』だよ」
「あー。なんか、そんな組織ありましたねぇ」
「この前から話してただろ?」
それは…。
裏社会の組織として許されざる裏切りですね。
あ、成程。だから裏切り者の粛清なのか。
「怪しげな秘密兵器を研究してる、って噂もある」
…怪しげな、秘密兵器…?
それはまた、随分と胡散臭い…。
だが、ここは『不思議の国のアリス』の世界。
その名の通り、どんな不思議な出来事が起きても、おかしくはないだろう。
何せ、『白雪姫と七人の小人』のときは、白雪姫が巨大りんご砲をぶちかましてきましたから。
「へぇ、秘密兵器ですか…。それって、俺の死神の鎌より強いんですかね?」
「いや、それは…どうなんだ…?」
秘密兵器と聞いて、怯えるどころか、にやりと不敵に笑うルレイアさん。
向かうところ敵なし。
「腕が鳴りますね。どんな敵が待っているのか…」
「お前なぁ…不確定情報とはいえ、警戒しておくに越したことはないんだぞ」
「俺達が揃えば、どんな相手でも敵じゃありませんよ」
さすが。
マフィアのお偉いさんは、貫禄が違うな。
「じゃ、早速行きましょうか。俺達を裏切ったこと…精々後悔させてやりましょう」
何とも心強い。
もしかして、僕要らないんじゃないかと思ってしまうほどに。
…この人…本当に只者じゃない。
まだ何もボロは出していないはずなのに…僕の正体に気付い、
「それより、そろそろ任務の時間だ。出掛けるぞ」
僕とルレイアさんの間で、一瞬だけ、緊迫した睨み合いが勃発しかけたが。
良い感じに空気を読まず、ルルシーさんが割って入った。
無意識なんだろうが、ナイスフォローだ。
「…任務?ありましたっけ?」
ルレイアさんが、きょとんと首を傾げて言った。
…。
「あのなぁ、ルレイア…。忘れるなよ。昨日言ったろ?うちの傘下の、『M.T.S社』だよ」
「あー。なんか、そんな組織ありましたねぇ」
「この前から話してただろ?」
それは…。
裏社会の組織として許されざる裏切りですね。
あ、成程。だから裏切り者の粛清なのか。
「怪しげな秘密兵器を研究してる、って噂もある」
…怪しげな、秘密兵器…?
それはまた、随分と胡散臭い…。
だが、ここは『不思議の国のアリス』の世界。
その名の通り、どんな不思議な出来事が起きても、おかしくはないだろう。
何せ、『白雪姫と七人の小人』のときは、白雪姫が巨大りんご砲をぶちかましてきましたから。
「へぇ、秘密兵器ですか…。それって、俺の死神の鎌より強いんですかね?」
「いや、それは…どうなんだ…?」
秘密兵器と聞いて、怯えるどころか、にやりと不敵に笑うルレイアさん。
向かうところ敵なし。
「腕が鳴りますね。どんな敵が待っているのか…」
「お前なぁ…不確定情報とはいえ、警戒しておくに越したことはないんだぞ」
「俺達が揃えば、どんな相手でも敵じゃありませんよ」
さすが。
マフィアのお偉いさんは、貫禄が違うな。
「じゃ、早速行きましょうか。俺達を裏切ったこと…精々後悔させてやりましょう」
何とも心強い。
もしかして、僕要らないんじゃないかと思ってしまうほどに。


