「ルーチェス君に届いたお手紙なら、私は見てないよ?」
…とのこと。
成程。
…嘘では、ないようですね。
口で嘘をつくのは簡単だが、心に嘘はつけない。
「そうですか…」
セカイお姉ちゃんは、ご存知ではない…と。
まぁ、そんなに簡単ではないよな。
この様子じゃ、セカイお姉ちゃんは招待状のことも、アリスのことも、何も知らなさそうだ。
よし、分かった。
「分かりました。こちらで何とかします」
「そうなの?大丈夫?」
「大丈夫ですよ」
大丈夫にするんですよ。いつも通りね。
…すると。
「…それで、ルーチェス君。今更なんだけどさ」
「はい?」
「お仕事、大丈夫なの?遅刻してない?」
…仕事?
元の世界では、僕教師なんですけど。
この世界では僕、何の仕事をしてるんですか?
「今日は、裏切り者のしゅくせーに行くんだ、って昨日言ってたじゃん」
「…」
…めちゃくちゃ物騒な言葉が出てきたんですが。
本当に僕、何の仕事してるんですか?
怖っ。
「それは…」
セカイお姉ちゃんの心を読んで、僕は瞬時に状況を把握した。
…。
「…ふふっ」
思わず、笑ってしまった。
成程。めちゃくちゃ物騒なことしてるんですね、僕。
「ふぇ?どうしたの?」
「いえ、ちょっと…。ついね」
全く、僕と来たら。どんな世界に来ても、波乱万丈な人生を送らずにはいられないらしい。
そういう性、運命、星の巡りなんですかね。
はいはい、分かりました。
あの文字…「deceive me」の意味が、少し分かった気がする。
この世界での僕のポジションを、上手く演じ切れ、ってことでしょう?
それで元の世界に戻れるなら、お安い御用ですよ。
「心配しなくて大丈夫ですよ。…上手くやりますから」
「そっか…。さすがルーチェス君だね」
そうでしょう?
好きな人の為なら、死ぬ以外のどんなことでもする覚悟ですから。
伊達に不死身の身体をやってきた訳じゃない。
…故に。
演じてみせますよ。
仲間達に…本物のリリスに再会する為に。
「…ところで、セカイお姉ちゃん」
「ん?何?」
「つかぬことを聞くんですが…僕の職場って、何処にあるんですか?」
「…」
ポカン、とこちらを見つめ返すセカイお姉ちゃん。
あれ?記憶喪失?と思っているんでしょうが。
まぁ、あながち間違ってはいない。
…とのこと。
成程。
…嘘では、ないようですね。
口で嘘をつくのは簡単だが、心に嘘はつけない。
「そうですか…」
セカイお姉ちゃんは、ご存知ではない…と。
まぁ、そんなに簡単ではないよな。
この様子じゃ、セカイお姉ちゃんは招待状のことも、アリスのことも、何も知らなさそうだ。
よし、分かった。
「分かりました。こちらで何とかします」
「そうなの?大丈夫?」
「大丈夫ですよ」
大丈夫にするんですよ。いつも通りね。
…すると。
「…それで、ルーチェス君。今更なんだけどさ」
「はい?」
「お仕事、大丈夫なの?遅刻してない?」
…仕事?
元の世界では、僕教師なんですけど。
この世界では僕、何の仕事をしてるんですか?
「今日は、裏切り者のしゅくせーに行くんだ、って昨日言ってたじゃん」
「…」
…めちゃくちゃ物騒な言葉が出てきたんですが。
本当に僕、何の仕事してるんですか?
怖っ。
「それは…」
セカイお姉ちゃんの心を読んで、僕は瞬時に状況を把握した。
…。
「…ふふっ」
思わず、笑ってしまった。
成程。めちゃくちゃ物騒なことしてるんですね、僕。
「ふぇ?どうしたの?」
「いえ、ちょっと…。ついね」
全く、僕と来たら。どんな世界に来ても、波乱万丈な人生を送らずにはいられないらしい。
そういう性、運命、星の巡りなんですかね。
はいはい、分かりました。
あの文字…「deceive me」の意味が、少し分かった気がする。
この世界での僕のポジションを、上手く演じ切れ、ってことでしょう?
それで元の世界に戻れるなら、お安い御用ですよ。
「心配しなくて大丈夫ですよ。…上手くやりますから」
「そっか…。さすがルーチェス君だね」
そうでしょう?
好きな人の為なら、死ぬ以外のどんなことでもする覚悟ですから。
伊達に不死身の身体をやってきた訳じゃない。
…故に。
演じてみせますよ。
仲間達に…本物のリリスに再会する為に。
「…ところで、セカイお姉ちゃん」
「ん?何?」
「つかぬことを聞くんですが…僕の職場って、何処にあるんですか?」
「…」
ポカン、とこちらを見つめ返すセカイお姉ちゃん。
あれ?記憶喪失?と思っているんでしょうが。
まぁ、あながち間違ってはいない。


