おばさんは、矢継ぎ早に畳み掛けてきた。
「たった今掃除したばかりだっていうのに、ゴミを撒き散らすなんてどういう了見だい!」
「ちゃんと拾おうとしてたよ」
「嘘おっしゃい!しょっちゅう家の前にゴミを撒き散らされて、迷惑してるんだよ!」
だから、ちゃんと拾おうとしてたって。
ちゃんと見てから判断してくれれば良いのに。
…しょっちゅうって言われても、僕、ここに来たの今日が初めてなんだけど。
それでも悪いってことにされちゃうの?
「いつも道端にゴミを捨ててるの、あんた達だったんだね!?」
それは濡れ衣だよ。
「見てご覧。いくら掃除しても掃除しても、ゴミだらけだよ!」
そう言って。
仁王立ちのおばさんは、掃除途中のゴミ袋を見せつけてきた。
ゴミ袋の中に入った「ゴミ」を見て、僕も『八千歳』も、思わず目が点になった。
「全く、こんなに汚して…」
理不尽に怒られているのに、それさえ気にならないほど。
…このおばさんが集めている「ゴミ」。
ゴミ袋にたくさん詰まっているのは、キラキラと光る…宝石だった。
…色とりどりの宝石が、ゴミ袋に無造作に詰め込まれていた。
宝石がゴミなの?
宝石には詳しくないけど…もしかして偽物なんだろうか。
偽物だとしても、あれは「ゴミ」とは呼べないんじゃないだろうか。
…いや、待て。
今のところ、この世界の常識って、元の世界とは全然違ってるからな。
クッキーかと思って食べたら、かぼちゃプリンだったし。
ゴミかと思いきや、宝石でした…ってこともあるのかも。
成程。納得。
勿体ない気はするけど。
ジャマ王国の価値観と、ルーデュニア聖王国の価値観も、かなり違うもんね。
隣同士の国でも、あれだけ常識が違うんだもん。
世界の数だけ、世の中の数だけ常識はあるということなのだろう。
…それは、納得したけど。
「もう堪忍袋の緒が切れたよ」
「…」
この、お怒りのおばさんをどうしよう。
ドーナツの包み紙なら、もう拾ったのに…。まだ怒ってるよ。困ったな。
もしかしたら、凄く短気なのかもしれない。
すると。
「あんた達、罰として今すぐ、このいちごミルフィーユ村のゴミ拾いをして回りな。ゴミ拾いが終わるまで、村からは出さないよ!」
…勝手にキレてたと思ったら、凄く理不尽なことを言い始めた。
「たった今掃除したばかりだっていうのに、ゴミを撒き散らすなんてどういう了見だい!」
「ちゃんと拾おうとしてたよ」
「嘘おっしゃい!しょっちゅう家の前にゴミを撒き散らされて、迷惑してるんだよ!」
だから、ちゃんと拾おうとしてたって。
ちゃんと見てから判断してくれれば良いのに。
…しょっちゅうって言われても、僕、ここに来たの今日が初めてなんだけど。
それでも悪いってことにされちゃうの?
「いつも道端にゴミを捨ててるの、あんた達だったんだね!?」
それは濡れ衣だよ。
「見てご覧。いくら掃除しても掃除しても、ゴミだらけだよ!」
そう言って。
仁王立ちのおばさんは、掃除途中のゴミ袋を見せつけてきた。
ゴミ袋の中に入った「ゴミ」を見て、僕も『八千歳』も、思わず目が点になった。
「全く、こんなに汚して…」
理不尽に怒られているのに、それさえ気にならないほど。
…このおばさんが集めている「ゴミ」。
ゴミ袋にたくさん詰まっているのは、キラキラと光る…宝石だった。
…色とりどりの宝石が、ゴミ袋に無造作に詰め込まれていた。
宝石がゴミなの?
宝石には詳しくないけど…もしかして偽物なんだろうか。
偽物だとしても、あれは「ゴミ」とは呼べないんじゃないだろうか。
…いや、待て。
今のところ、この世界の常識って、元の世界とは全然違ってるからな。
クッキーかと思って食べたら、かぼちゃプリンだったし。
ゴミかと思いきや、宝石でした…ってこともあるのかも。
成程。納得。
勿体ない気はするけど。
ジャマ王国の価値観と、ルーデュニア聖王国の価値観も、かなり違うもんね。
隣同士の国でも、あれだけ常識が違うんだもん。
世界の数だけ、世の中の数だけ常識はあるということなのだろう。
…それは、納得したけど。
「もう堪忍袋の緒が切れたよ」
「…」
この、お怒りのおばさんをどうしよう。
ドーナツの包み紙なら、もう拾ったのに…。まだ怒ってるよ。困ったな。
もしかしたら、凄く短気なのかもしれない。
すると。
「あんた達、罰として今すぐ、このいちごミルフィーユ村のゴミ拾いをして回りな。ゴミ拾いが終わるまで、村からは出さないよ!」
…勝手にキレてたと思ったら、凄く理不尽なことを言い始めた。


