大体、私に女王の愚痴に付き合う義理などない。
さっさと招待状を書いてもらいたい。
って言うか、あなた、それほど人望がないのに。
アリスに招待状をお願いして、ちゃんと書いてもらえるんでしょうね?
頼んだけど、言うこと聞いてもらえませんでした、なんてことになったら。
…いっそハートの女王を弑逆して、私が女王になろう。
女王の座など興味はないが、女王の権力には惹かれるものがある。
「あぁ、どうしましょう、どうしましょう…」
…イラッ。
口を開けば、どうしようどうしようと…。
頭を抱えている暇があったら、どうすれば問題を解決出来るか、もっと建設的な方法を考えるべきだ。
それもせずに、ひたすら口癖を呟くばかりで。
それじゃあ、何も解決しないのは当たり前というもの。
「…良いですか。ぐだぐだ考えている暇があったら、先に行動を起こすべきです」
「こ、行動というのは?」
…そうですね。
回りくどいのは嫌いですから、ここは手っ取り早く行きましょう。
臣下が言うことを聞かない、というのが問題なんでしょう?
だったら、話は早い。
実力行使、あるのみ。
「死刑執行人が言うことを聞かないなら、その執行人を死刑にすると脅してやりなさい」
「えっ」
役目を果たさない死刑執行人なら、生かしておく意味がない。
己の身が危うくなれば、態度を改めもするだろう。
改めないなら、そのまま執行人を処刑してしまいなさい。
その方が話が早い。
「そ、そんな…でも…」
「でも、ではありません。あなたのその優柔不断な態度が、臣下を付け上がらせているんです」
要するに、舐められているということだ。
そりゃあ、こんな優柔不断な女王に、威厳もへったくれもあったものではない。
上に立つ者の風紀が乱れていれば、下が言うことを聞かないのは当然のこと。
イーニシュフェルト魔導学院を見てみなさい。
上に立つ学院長があんなだから、色ボケ教師だの、夜間外出常習犯だのが、学院内に蔓延っている。
まとめて処刑してやろうか。
上に立つ者は、常に毅然とした態度であらなければならない。
「女王として威厳ある姿を見せないから、臣下に無視されるんですよ」
「そ、そうですか…。威厳ある態度…。どうしたら良いんでしょう…?」
まずは、その「どうしましょう」という口癖をやめること。
そして、すぐに他人に相談し、頼るのをやめることですね。
舞踏会に着ていく服でさえ、他人に決めてもらわなきゃ、自分では決められないというのだから…嘆かわしい。
こんな女王では、無視したくなるのも当然というものだ。
『不思議の国のアリス』原作に出てくるハートの女王が泣いてますよ。
さっさと招待状を書いてもらいたい。
って言うか、あなた、それほど人望がないのに。
アリスに招待状をお願いして、ちゃんと書いてもらえるんでしょうね?
頼んだけど、言うこと聞いてもらえませんでした、なんてことになったら。
…いっそハートの女王を弑逆して、私が女王になろう。
女王の座など興味はないが、女王の権力には惹かれるものがある。
「あぁ、どうしましょう、どうしましょう…」
…イラッ。
口を開けば、どうしようどうしようと…。
頭を抱えている暇があったら、どうすれば問題を解決出来るか、もっと建設的な方法を考えるべきだ。
それもせずに、ひたすら口癖を呟くばかりで。
それじゃあ、何も解決しないのは当たり前というもの。
「…良いですか。ぐだぐだ考えている暇があったら、先に行動を起こすべきです」
「こ、行動というのは?」
…そうですね。
回りくどいのは嫌いですから、ここは手っ取り早く行きましょう。
臣下が言うことを聞かない、というのが問題なんでしょう?
だったら、話は早い。
実力行使、あるのみ。
「死刑執行人が言うことを聞かないなら、その執行人を死刑にすると脅してやりなさい」
「えっ」
役目を果たさない死刑執行人なら、生かしておく意味がない。
己の身が危うくなれば、態度を改めもするだろう。
改めないなら、そのまま執行人を処刑してしまいなさい。
その方が話が早い。
「そ、そんな…でも…」
「でも、ではありません。あなたのその優柔不断な態度が、臣下を付け上がらせているんです」
要するに、舐められているということだ。
そりゃあ、こんな優柔不断な女王に、威厳もへったくれもあったものではない。
上に立つ者の風紀が乱れていれば、下が言うことを聞かないのは当然のこと。
イーニシュフェルト魔導学院を見てみなさい。
上に立つ学院長があんなだから、色ボケ教師だの、夜間外出常習犯だのが、学院内に蔓延っている。
まとめて処刑してやろうか。
上に立つ者は、常に毅然とした態度であらなければならない。
「女王として威厳ある姿を見せないから、臣下に無視されるんですよ」
「そ、そうですか…。威厳ある態度…。どうしたら良いんでしょう…?」
まずは、その「どうしましょう」という口癖をやめること。
そして、すぐに他人に相談し、頼るのをやめることですね。
舞踏会に着ていく服でさえ、他人に決めてもらわなきゃ、自分では決められないというのだから…嘆かわしい。
こんな女王では、無視したくなるのも当然というものだ。
『不思議の国のアリス』原作に出てくるハートの女王が泣いてますよ。


