舞踏会は、無事に終わった。
いえ、私は参加していないので、本当に無事だったのかどうかは知りませんけど。
いずれにしても、私にはどうでも良いことだ。
それより、さっさと招待状を用立ててもらいたい。
…ところだったが。
「あぁ、どうしましょう。どうしましょう」
ハートの女王の悩み事は、舞踏会から一夜明けても健在だった。
「…今度は何ですか」
この人はあれか。
常に何かに頭を悩ませていないと、むしろ落ち着かないタイプか。
面倒極まりない性格だ。
「どうしましょう、どうしましょう…。実は、私の臣下達が、言うことを聞いてくれないんです」
…それは由々しき事態ですね。
臣下が言うことを聞かないなんて、女王の名が泣く。
「…ところで、言うことを聞かないあなたの臣下というのは?」
「死刑執行人です」
なかなか物騒な臣下をお持ちで。
私は『不思議の国のアリス』に詳しくないけれど…そんな登場人物が出てくるのだろうか。
一体どんなシチュエーションで登場するんだか。
しかし、死刑執行人が言うことを聞かないとは…不届き者ですね。
「トランプの兵隊の首を刎ねるよう命じても、言うことを聞いてくれないんです」
むしろ、そのトランプの兵隊は何をしたんですか?
言うことを聞かない死刑執行人より、トランプ兵の罪状の方が気になりますね。
「それに…言うことを聞いてくれないのは、死刑執行人だけではないんです」
余程人望がないんですね、あなた。
女王なのに。
「ハリネズミも、私の言うことを聞いてくれないんです」
ハリネズミなんか出てくるのか。
「そして、フラミンゴも」
フラミンゴまで。
『不思議の国のアリス』というのは、さながら動物園ですね。
「ウミガメも、私を無視して好き勝手していますし…」
水族館も併設。
「それからグリフォンも、私の指示を聞かずに好き勝手するんです」
…グリフォン?
これは人名だろうか…それとも生き物の名前?
空想上の生き物だろうか。
いずれにせよ、おとぎ話に出てくるキャラクターの一人なのだろう。
「とにかく、皆私の言うことを聞いてくれないんです。あぁ…どうしましょう、どうしましょう…」
「…」
…イラッ。
うじうじうじうじと…面倒なハートの女王ですね。
そんなに自信も、ついでに人望もないなら…女王なんてやめてしまえば良いんです。
いえ、私は参加していないので、本当に無事だったのかどうかは知りませんけど。
いずれにしても、私にはどうでも良いことだ。
それより、さっさと招待状を用立ててもらいたい。
…ところだったが。
「あぁ、どうしましょう。どうしましょう」
ハートの女王の悩み事は、舞踏会から一夜明けても健在だった。
「…今度は何ですか」
この人はあれか。
常に何かに頭を悩ませていないと、むしろ落ち着かないタイプか。
面倒極まりない性格だ。
「どうしましょう、どうしましょう…。実は、私の臣下達が、言うことを聞いてくれないんです」
…それは由々しき事態ですね。
臣下が言うことを聞かないなんて、女王の名が泣く。
「…ところで、言うことを聞かないあなたの臣下というのは?」
「死刑執行人です」
なかなか物騒な臣下をお持ちで。
私は『不思議の国のアリス』に詳しくないけれど…そんな登場人物が出てくるのだろうか。
一体どんなシチュエーションで登場するんだか。
しかし、死刑執行人が言うことを聞かないとは…不届き者ですね。
「トランプの兵隊の首を刎ねるよう命じても、言うことを聞いてくれないんです」
むしろ、そのトランプの兵隊は何をしたんですか?
言うことを聞かない死刑執行人より、トランプ兵の罪状の方が気になりますね。
「それに…言うことを聞いてくれないのは、死刑執行人だけではないんです」
余程人望がないんですね、あなた。
女王なのに。
「ハリネズミも、私の言うことを聞いてくれないんです」
ハリネズミなんか出てくるのか。
「そして、フラミンゴも」
フラミンゴまで。
『不思議の国のアリス』というのは、さながら動物園ですね。
「ウミガメも、私を無視して好き勝手していますし…」
水族館も併設。
「それからグリフォンも、私の指示を聞かずに好き勝手するんです」
…グリフォン?
これは人名だろうか…それとも生き物の名前?
空想上の生き物だろうか。
いずれにせよ、おとぎ話に出てくるキャラクターの一人なのだろう。
「とにかく、皆私の言うことを聞いてくれないんです。あぁ…どうしましょう、どうしましょう…」
「…」
…イラッ。
うじうじうじうじと…面倒なハートの女王ですね。
そんなに自信も、ついでに人望もないなら…女王なんてやめてしまえば良いんです。


