「…あれこれうじうじ考えるから、余計心配になるんです」
この調子じゃあ、舞踏会の時間になるまで、ハートの女王の悩み事は尽きないだろう。
履いていく靴のヒールが折れたらどうしよう、髪飾りが途中で外れたらどうしよう。
言い出したら切りがない。
「案ずるより産むが易し、です。あれこれ考えるより、その場の成り行きに任せなさい」
「その場の成り行き…。私は女王なのに、そんなに適当で良いんでしょうか?」
「女王とて、人であることに変わりはありません。何事があろうと、堂々としていれば宜しい」
こんなところでみみっちく弱音を吐いている方が、余程みっともない。
「そ、そうですか…。分かりました。…頑張ってみます」
「えぇ、そうしなさい」
舞踏会一つで、これほど大騒ぎとは。
全く、何処かのパンダ学院と言い…。上に立つ者としての自覚がありませんね。
ともあれ、どんな形にせよ、私はハートの女王の相談に乗ったので。
これで任務完了、ということで良いですよね?
…と、思ったが。
招待状への道は、それほど甘くはなかった。
この調子じゃあ、舞踏会の時間になるまで、ハートの女王の悩み事は尽きないだろう。
履いていく靴のヒールが折れたらどうしよう、髪飾りが途中で外れたらどうしよう。
言い出したら切りがない。
「案ずるより産むが易し、です。あれこれ考えるより、その場の成り行きに任せなさい」
「その場の成り行き…。私は女王なのに、そんなに適当で良いんでしょうか?」
「女王とて、人であることに変わりはありません。何事があろうと、堂々としていれば宜しい」
こんなところでみみっちく弱音を吐いている方が、余程みっともない。
「そ、そうですか…。分かりました。…頑張ってみます」
「えぇ、そうしなさい」
舞踏会一つで、これほど大騒ぎとは。
全く、何処かのパンダ学院と言い…。上に立つ者としての自覚がありませんね。
ともあれ、どんな形にせよ、私はハートの女王の相談に乗ったので。
これで任務完了、ということで良いですよね?
…と、思ったが。
招待状への道は、それほど甘くはなかった。


