「体調の方は大丈夫ですか?」
シュニィが、心配そうに聞いてきた。
「うん、凄く良くなったよ。昨日は折り紙教えてくれたし」
と、何故か俺じゃなくて、傍らにいたベリクリーデが答えた。
何でお前が答えるんだ?
ちなみに昨日折り紙を教えていたのは、俺が暇を持て余していたのと、ベリクリーデが何度も「大丈夫?」攻撃をしてくるので。
ちょっと、別のことで気を逸らそうと思って。
教えてみたけど、結局ベリクリーデは鶴どころか、紙飛行機さえくしゃくしゃにしてしまった。
お前はもう、不器用とか、そういう次元を超えてるな。
…それはともかく。
「もう大丈夫だよ。魔力もそこそこ回復したし…」
全回復はまだだが、普通に暮らせるほどには回復してる。
「そうですか…。ご無事で良かったです」
まぁ、俺は別に良いんだけどさ。
それよりも。
「キュレムとルイーシュは?どうしてる?」
ベリクリーデを断絶空間から救出する為に、あの二人にも相当無理をさせてしまった。
今頃、少しは回復してるだろうか?
「お二人共、既に通常任務に戻られていますよ」
と、シュニィが教えてくれた。
そうか…それは何よりだ。
「ただ、ルイーシュさんは…時間外労働手当を要求する、って仰っていましたが…」
ルイーシュはそうだろうな。
悪かったよ。
時間外労働手当じゃないが…今度何かお礼をするから、それで手打ちにしてくれ。
…それはそれとして。
「…シルナ・エインリー。わざわざあんたまでここに来たのは、聞きたいことがあるからだろ?」
回りくどく質問されるのは、まっぴらだからな。
だったら、聞かれる前に、俺の方から話してやるよ。
「聞きたいこと…は、勿論あるけど。君の無事を確かめたかったのが一番だよ」
それはそれは。
まぁ、そういうことにしておいてやるよ。
「まずは、ベリクリーデさんを含め、皆さんが無事に『オオカミと七匹の子ヤギ』の試練を乗り越えられたことを喜ぶべきでしょうね」
と、シュニィ。
あぁ…『オオカミと七匹の子ヤギ』なぁ。
前回の『白雪姫と七人の小人』と言い、今回の件と言い…。
イーニシュフェルトの里の童話シリーズには、酷い目に遭わされたもんだ。
しばらくはご遠慮願いたいな。
何なら、もう二度と出てこなくて良いぞ。
…多分、無理だろうけど。
シュニィが、心配そうに聞いてきた。
「うん、凄く良くなったよ。昨日は折り紙教えてくれたし」
と、何故か俺じゃなくて、傍らにいたベリクリーデが答えた。
何でお前が答えるんだ?
ちなみに昨日折り紙を教えていたのは、俺が暇を持て余していたのと、ベリクリーデが何度も「大丈夫?」攻撃をしてくるので。
ちょっと、別のことで気を逸らそうと思って。
教えてみたけど、結局ベリクリーデは鶴どころか、紙飛行機さえくしゃくしゃにしてしまった。
お前はもう、不器用とか、そういう次元を超えてるな。
…それはともかく。
「もう大丈夫だよ。魔力もそこそこ回復したし…」
全回復はまだだが、普通に暮らせるほどには回復してる。
「そうですか…。ご無事で良かったです」
まぁ、俺は別に良いんだけどさ。
それよりも。
「キュレムとルイーシュは?どうしてる?」
ベリクリーデを断絶空間から救出する為に、あの二人にも相当無理をさせてしまった。
今頃、少しは回復してるだろうか?
「お二人共、既に通常任務に戻られていますよ」
と、シュニィが教えてくれた。
そうか…それは何よりだ。
「ただ、ルイーシュさんは…時間外労働手当を要求する、って仰っていましたが…」
ルイーシュはそうだろうな。
悪かったよ。
時間外労働手当じゃないが…今度何かお礼をするから、それで手打ちにしてくれ。
…それはそれとして。
「…シルナ・エインリー。わざわざあんたまでここに来たのは、聞きたいことがあるからだろ?」
回りくどく質問されるのは、まっぴらだからな。
だったら、聞かれる前に、俺の方から話してやるよ。
「聞きたいこと…は、勿論あるけど。君の無事を確かめたかったのが一番だよ」
それはそれは。
まぁ、そういうことにしておいてやるよ。
「まずは、ベリクリーデさんを含め、皆さんが無事に『オオカミと七匹の子ヤギ』の試練を乗り越えられたことを喜ぶべきでしょうね」
と、シュニィ。
あぁ…『オオカミと七匹の子ヤギ』なぁ。
前回の『白雪姫と七人の小人』と言い、今回の件と言い…。
イーニシュフェルトの里の童話シリーズには、酷い目に遭わされたもんだ。
しばらくはご遠慮願いたいな。
何なら、もう二度と出てこなくて良いぞ。
…多分、無理だろうけど。


