「…ねぇ、ジュリス」
「ん?」
「私のことは、別に良いんだよ。それよりジュリス…大丈夫?」
またその質問に帰ってくるのか。
お帰り。
「大丈夫だよ。何度言わせるんだ」
「良かったー」
やれやれ。
あと何回、同じやり取りを繰り返す羽目になるんだか…。
「…それで、ジュリスさー」
「うん?」
「あの変な剣って、ジュリスの剣なの?」
…さすがのベリクリーデも、忘れてはいなかったか。
そりゃそうだよなぁ。
「ジュリスがあんな剣使ってるの、私初めて見た」
だろうな。
俺も、初めて見せたよ。
一体何千年ぶりだろうな。
…二度と日の目を見ることはないと思って、封印していたんだが。
まさか、こんな形で再会する羽目になるとはな。
これも運命って奴なのか。
あの剣を見せたこと、後悔はしていない。
ベリクリーデを断絶空間から救い出すには、ああするしかなかったのだから。
他に手段が無いなら、剣を見せたことに後悔はない。
…まぁ、だからって、得意げに見せたかった訳じゃないけどな。
見せずに、使わずに済むものなら、一生封印しておきたかったよ。
ままならないもんだ。
「…ベリクリーデ。あの剣については…あんまり、吹聴しないでくれるか?」
「ふいっちょ?」
「言い触らさないでくれ、ってことだ」
「うん。分かった」
そうか。良かった。
「聞かれるの嫌なの?」
「そうだな…。あんまり、人に知られて嬉しいことじゃないな…」
嫌でも、思い出してしまうだろう?
あの剣を、この手に授けられた日のことを…。
「じゃあ、どうでも良いや」
ベリクリーデは、あっけらかんとして言った。
…どうでも良いって、お前…。
「ジュリスが話したくないことなら、別に知らなくても良いよ」
「…ベリクリーデ…」
「ジュリスがいて…元気でいてくれるなら、他はどうでも良い」
…嬉しいこと言ってくれるじゃねぇの。
「私、もうジュリスのこと絶対忘れないから。何があっても」
「…あぁ」
そうしてくれ。
俺も、絶対に忘れな…。
…忘れないって言うか、お前は忘れようとしても忘れられないだろ。
じゃ、心配要らないな。
「ん?」
「私のことは、別に良いんだよ。それよりジュリス…大丈夫?」
またその質問に帰ってくるのか。
お帰り。
「大丈夫だよ。何度言わせるんだ」
「良かったー」
やれやれ。
あと何回、同じやり取りを繰り返す羽目になるんだか…。
「…それで、ジュリスさー」
「うん?」
「あの変な剣って、ジュリスの剣なの?」
…さすがのベリクリーデも、忘れてはいなかったか。
そりゃそうだよなぁ。
「ジュリスがあんな剣使ってるの、私初めて見た」
だろうな。
俺も、初めて見せたよ。
一体何千年ぶりだろうな。
…二度と日の目を見ることはないと思って、封印していたんだが。
まさか、こんな形で再会する羽目になるとはな。
これも運命って奴なのか。
あの剣を見せたこと、後悔はしていない。
ベリクリーデを断絶空間から救い出すには、ああするしかなかったのだから。
他に手段が無いなら、剣を見せたことに後悔はない。
…まぁ、だからって、得意げに見せたかった訳じゃないけどな。
見せずに、使わずに済むものなら、一生封印しておきたかったよ。
ままならないもんだ。
「…ベリクリーデ。あの剣については…あんまり、吹聴しないでくれるか?」
「ふいっちょ?」
「言い触らさないでくれ、ってことだ」
「うん。分かった」
そうか。良かった。
「聞かれるの嫌なの?」
「そうだな…。あんまり、人に知られて嬉しいことじゃないな…」
嫌でも、思い出してしまうだろう?
あの剣を、この手に授けられた日のことを…。
「じゃあ、どうでも良いや」
ベリクリーデは、あっけらかんとして言った。
…どうでも良いって、お前…。
「ジュリスが話したくないことなら、別に知らなくても良いよ」
「…ベリクリーデ…」
「ジュリスがいて…元気でいてくれるなら、他はどうでも良い」
…嬉しいこと言ってくれるじゃねぇの。
「私、もうジュリスのこと絶対忘れないから。何があっても」
「…あぁ」
そうしてくれ。
俺も、絶対に忘れな…。
…忘れないって言うか、お前は忘れようとしても忘れられないだろ。
じゃ、心配要らないな。


