「何で干し柿作ってたんだろうね?よく分かんないけど、お土産に持ってきた」
何でって、それはお前…。こっちも色々あったんだよ。
お前のドッペルゲンガーが出てきてだな…。
…それと。
「これ、俺が干した奴だから良いけどさ…。誰の所有物なのか分からないものを、無断で持ってくるんじゃねぇよ」
「え?地球の育てた食べ物は、皆のものじゃないの?」
ちょっと説得力を持たせようとするんじやねぇ。
駄目なものは駄目なんだよ。
もしかしたら、この干し柿をめちゃくちゃ楽しみにしてる奴がいたかもしれないだろ。
まぁ、干し柿を楽しみにする魔導師は…なかなかいないだろうけど…。
「じゃあ食べよう。もぐ」
「あ、おい」
俺が作って、俺に持ってきたお見舞いのはずなのに。
何故か、いの一番にベリクリーデが食べてる。
お前、さては自分が欲しかっただけなのでは?
それと、ちょっと早くないか?もう少し干してた方が良いかと思ったんだが…。
「もぐもぐ…。美味しい」
そうか。そりゃ良かったな。
「美味しいよこれ。ジュリスも食べて」
「あ、うん…」
「私も食べよう」
もぐもぐ、と干し柿に夢中なベリクリーデである。
それは良いとして、口の中詰め込み過ぎて、ハムスターみたいになってる。
お行儀の悪い奴だよ。
「つーか、干し柿って意外とカロリー高いからな。あんまり食べ過ぎるんじゃ…」
「もぐもぐ。美味しい」
人の話を聞けよ。
魔導師は、食べ過ぎくらいで体調を崩すことはないけどな。
…やれやれ、全く…。
「…ジュリス?大丈夫?」
「…大丈夫だよ」
「良かったー」
で、またこのやり取りだからな。
こんな感じの一日を過ごしてるよ。ここ数日ずっと。
傍から見たら、馬鹿馬鹿しくて下らないのかもしれない。
俺も下らないと思ってるよ。
でもこんな下らない日常こそが、一番平和で、愛すべき時間なのだ。
非日常に追いやられて始めて気づく、日常の有り難さ、って奴だな。
…とはいえ。
このまま何事もなかったように、日常に舞い戻る訳にもいかんよな。
何でって、それはお前…。こっちも色々あったんだよ。
お前のドッペルゲンガーが出てきてだな…。
…それと。
「これ、俺が干した奴だから良いけどさ…。誰の所有物なのか分からないものを、無断で持ってくるんじゃねぇよ」
「え?地球の育てた食べ物は、皆のものじゃないの?」
ちょっと説得力を持たせようとするんじやねぇ。
駄目なものは駄目なんだよ。
もしかしたら、この干し柿をめちゃくちゃ楽しみにしてる奴がいたかもしれないだろ。
まぁ、干し柿を楽しみにする魔導師は…なかなかいないだろうけど…。
「じゃあ食べよう。もぐ」
「あ、おい」
俺が作って、俺に持ってきたお見舞いのはずなのに。
何故か、いの一番にベリクリーデが食べてる。
お前、さては自分が欲しかっただけなのでは?
それと、ちょっと早くないか?もう少し干してた方が良いかと思ったんだが…。
「もぐもぐ…。美味しい」
そうか。そりゃ良かったな。
「美味しいよこれ。ジュリスも食べて」
「あ、うん…」
「私も食べよう」
もぐもぐ、と干し柿に夢中なベリクリーデである。
それは良いとして、口の中詰め込み過ぎて、ハムスターみたいになってる。
お行儀の悪い奴だよ。
「つーか、干し柿って意外とカロリー高いからな。あんまり食べ過ぎるんじゃ…」
「もぐもぐ。美味しい」
人の話を聞けよ。
魔導師は、食べ過ぎくらいで体調を崩すことはないけどな。
…やれやれ、全く…。
「…ジュリス?大丈夫?」
「…大丈夫だよ」
「良かったー」
で、またこのやり取りだからな。
こんな感じの一日を過ごしてるよ。ここ数日ずっと。
傍から見たら、馬鹿馬鹿しくて下らないのかもしれない。
俺も下らないと思ってるよ。
でもこんな下らない日常こそが、一番平和で、愛すべき時間なのだ。
非日常に追いやられて始めて気づく、日常の有り難さ、って奴だな。
…とはいえ。
このまま何事もなかったように、日常に舞い戻る訳にもいかんよな。


