…だけど。
仲間のもとに届いたって、それだけじゃ意味がない。
…お前のもとに届かなきゃ、意味がないのだ。
「…頼む…!」
首筋から溢れ出る血飛沫。
限界まで振り絞った魔力。
さすがの俺も、そろそろ限界だった。
これ以上の長期戦は、俺の身体が耐えられない。
断絶空間を破壊する前に、俺が死ぬ。
…そうなる、前に。
俺の身体が力尽きる前に届いてくれ。
「応えてくれ…ベリクリーデ…!」
…俺は、もう良い。もう充分生きた。最悪ここで死んでも構わない。
だけど、お前は違うだろ。
お前は生きないといけないだろ。
神の器だからじゃなくて。ただ、ベリクリーデ・イシュテアとして。
お前は生きなきゃいけない人間だ。
だから、助けさせてくれ。
俺に、お前を失わせないでくれ…!
「ベリクリーデっ…!!」
…断絶空間の、その閉ざされた扉の向こうから。
魔剣の禍々しい魔力と対を為す、聖なる魔力の光が漏れた。
仲間のもとに届いたって、それだけじゃ意味がない。
…お前のもとに届かなきゃ、意味がないのだ。
「…頼む…!」
首筋から溢れ出る血飛沫。
限界まで振り絞った魔力。
さすがの俺も、そろそろ限界だった。
これ以上の長期戦は、俺の身体が耐えられない。
断絶空間を破壊する前に、俺が死ぬ。
…そうなる、前に。
俺の身体が力尽きる前に届いてくれ。
「応えてくれ…ベリクリーデ…!」
…俺は、もう良い。もう充分生きた。最悪ここで死んでも構わない。
だけど、お前は違うだろ。
お前は生きないといけないだろ。
神の器だからじゃなくて。ただ、ベリクリーデ・イシュテアとして。
お前は生きなきゃいけない人間だ。
だから、助けさせてくれ。
俺に、お前を失わせないでくれ…!
「ベリクリーデっ…!!」
…断絶空間の、その閉ざされた扉の向こうから。
魔剣の禍々しい魔力と対を為す、聖なる魔力の光が漏れた。


