後ナジュは、びしっと先ナジュを指差した。
「そして、僕はあなたが偽物だと知っています」
「それはこっちの台詞ですよ。僕が本物と偽物の区別もつかないとお思いで?」
…そう言われると、やっぱり両方本物に見える。
…どうやって区別したら良いのか…。
「ま、まぁまぁ…偽物だろうと本物だろうと、まずはチョコプラリネを食べて落ち着こうよ」
シルナが、後から来た後ナジュにも、チョコプラリネを差し出していた。
偽物にチョコ食わしてどうするんだよ。
…うーん…そうだな。
何とか、見分けがつかないものか…。
…あ、そうだ。
「ナジュ、今日の職員会議…遅刻の動機は?」
俺の質問に、先に答えたのは先ナジュだった。
「朝から生徒に媚びを売ってたら、つい時間が経っちゃって」
成程、ナジュらしい。
「じゃあ後ナジュは?」
「朝までリリスとイチャついてたら、時間が経つのを忘れてました」
成程、こちらもナジュらしい。
区別がつかないな。
「…じゃあ、本日の放課後の予定は?」
俺は、ダメもとで二問目の質問をしてみた。
すると、まずは後ナジュが答えた。
「放課後ですか?稽古場に行って、生徒に媚びを売ってきます」
成程、さっき聞いたな。
それから、次に先ナジュが答えた。
「放課後はですね、リリスとイチャついてきます」
成程、これもさっき聞いたな。
俺には、到底区別がつかんわ。
「…どちらもろくでなしで、もうどちらが本物だろうと、どうでも良いですね」
ペッ、と吐き捨てるようにイレースが言った。
気持ちは分かるが、諦めるのはまだ早いぞ。
何とか…本物のナジュを見分ける方法がないものか。
「…僕はあなたが偽物だって分かってるんですよ。心を読めば一目瞭然です…。空っぽじゃないですか」
後ナジュが、じろっと先ナジュを睨んでいたが。
「僕だって同じことを考えてますよ…。でも、あなたが本当に僕の心を読めているのかは疑問ですね。そういうフリをしているだけかもしれない」
「それはあなたもでしょうよ」
…まぁ、どちらかが嘘をついているのは確実なんだけど…。
結局、俺達には区別をする方法がないから…。
先ナジュもまた、後ナジュを睨んでいた。
…うーん…難しい…。
「…あ、そうだ」
と、天音が何かを閃いた。
…?
「そして、僕はあなたが偽物だと知っています」
「それはこっちの台詞ですよ。僕が本物と偽物の区別もつかないとお思いで?」
…そう言われると、やっぱり両方本物に見える。
…どうやって区別したら良いのか…。
「ま、まぁまぁ…偽物だろうと本物だろうと、まずはチョコプラリネを食べて落ち着こうよ」
シルナが、後から来た後ナジュにも、チョコプラリネを差し出していた。
偽物にチョコ食わしてどうするんだよ。
…うーん…そうだな。
何とか、見分けがつかないものか…。
…あ、そうだ。
「ナジュ、今日の職員会議…遅刻の動機は?」
俺の質問に、先に答えたのは先ナジュだった。
「朝から生徒に媚びを売ってたら、つい時間が経っちゃって」
成程、ナジュらしい。
「じゃあ後ナジュは?」
「朝までリリスとイチャついてたら、時間が経つのを忘れてました」
成程、こちらもナジュらしい。
区別がつかないな。
「…じゃあ、本日の放課後の予定は?」
俺は、ダメもとで二問目の質問をしてみた。
すると、まずは後ナジュが答えた。
「放課後ですか?稽古場に行って、生徒に媚びを売ってきます」
成程、さっき聞いたな。
それから、次に先ナジュが答えた。
「放課後はですね、リリスとイチャついてきます」
成程、これもさっき聞いたな。
俺には、到底区別がつかんわ。
「…どちらもろくでなしで、もうどちらが本物だろうと、どうでも良いですね」
ペッ、と吐き捨てるようにイレースが言った。
気持ちは分かるが、諦めるのはまだ早いぞ。
何とか…本物のナジュを見分ける方法がないものか。
「…僕はあなたが偽物だって分かってるんですよ。心を読めば一目瞭然です…。空っぽじゃないですか」
後ナジュが、じろっと先ナジュを睨んでいたが。
「僕だって同じことを考えてますよ…。でも、あなたが本当に僕の心を読めているのかは疑問ですね。そういうフリをしているだけかもしれない」
「それはあなたもでしょうよ」
…まぁ、どちらかが嘘をついているのは確実なんだけど…。
結局、俺達には区別をする方法がないから…。
先ナジュもまた、後ナジュを睨んでいた。
…うーん…難しい…。
「…あ、そうだ」
と、天音が何かを閃いた。
…?


