ようこそ、いらっしゃい。
「おはようございます。皆さんお揃いで」
遅刻しておいて、なんともいけしゃあしゃあと。
「…あなたは職員会議に遅れてきた訳ですが、何か言うことは?」
じろり、睨むイレースに。
「ヒーローは遅れてやってくる、って奴ですね」
どやぁ、と何故か得意げなナジュであった。
…お前…。
「成程、朝から丸焼きになりたい気分なんですね」
「ちょ、イレースさん。イレースさん落ち着いて?ナジュ君が燃えちゃう」
杖を取り出そうとするイレースを、天音が止めていた。
良かったな、ナジュ。止めてくれる天音がいて。
危うく、ドッペルゲンガーイレースと同じ運命を辿るところだったぞ。
「良いところに!さぁさぁナジュ君、チョコプラリネどうぞ」
「お、良いですね。ありがとうございます」
遅刻してきたのを、まるでなかったかのように。
もぐもぐと、シルナの手渡すチョコプラリネを齧るナジュである。
自由な奴だよ、全く…。
そして、危機感というものを全く感じない。
「…なぁ、ナジュ。お前分かってるか?」
「はい?」
「順当に行けば、次現れるドッペルゲンガーは、俺かお前なんだぞ。少しは危機感ってものを…」
「イケメンカリスマ教師が二人!良いじゃないですか。早く現れないかな〜」
…お前に危機感を求めた、俺が馬鹿だったよ。
なんか、俺が心配し過ぎみたいに思われるかもしれないけど。
ナジュの危機感がなさ過ぎるだけだからな。
そりゃお前は良いよ。読心魔法を使えば、どちらが偽物かすぐに分かるんだからさ。
だけど、俺はそうは行かないんだぞ。
「よしっ。全員にチョコが行き渡ったことだし…。まず今日最初の議題は、昼休みに配るお菓子について、」
「下らない菓子の予算を削る為の決議を始めましょう」
「嫌ぁぁぁぁイレースちゃん!お慈悲を〜っ!!」
…なんか、こんなやり取り見てるとさ。
俺の悩みって、凄くどうでも良いことのように思えてくるな。
…と、考えていたそのときだった。
「おはようございまーす」
ガチャッ、と部屋の扉を開けて。
…ナジュが、学院長室に入ってきた。
…!?
「おはようございます。皆さんお揃いで」
遅刻しておいて、なんともいけしゃあしゃあと。
「…あなたは職員会議に遅れてきた訳ですが、何か言うことは?」
じろり、睨むイレースに。
「ヒーローは遅れてやってくる、って奴ですね」
どやぁ、と何故か得意げなナジュであった。
…お前…。
「成程、朝から丸焼きになりたい気分なんですね」
「ちょ、イレースさん。イレースさん落ち着いて?ナジュ君が燃えちゃう」
杖を取り出そうとするイレースを、天音が止めていた。
良かったな、ナジュ。止めてくれる天音がいて。
危うく、ドッペルゲンガーイレースと同じ運命を辿るところだったぞ。
「良いところに!さぁさぁナジュ君、チョコプラリネどうぞ」
「お、良いですね。ありがとうございます」
遅刻してきたのを、まるでなかったかのように。
もぐもぐと、シルナの手渡すチョコプラリネを齧るナジュである。
自由な奴だよ、全く…。
そして、危機感というものを全く感じない。
「…なぁ、ナジュ。お前分かってるか?」
「はい?」
「順当に行けば、次現れるドッペルゲンガーは、俺かお前なんだぞ。少しは危機感ってものを…」
「イケメンカリスマ教師が二人!良いじゃないですか。早く現れないかな〜」
…お前に危機感を求めた、俺が馬鹿だったよ。
なんか、俺が心配し過ぎみたいに思われるかもしれないけど。
ナジュの危機感がなさ過ぎるだけだからな。
そりゃお前は良いよ。読心魔法を使えば、どちらが偽物かすぐに分かるんだからさ。
だけど、俺はそうは行かないんだぞ。
「よしっ。全員にチョコが行き渡ったことだし…。まず今日最初の議題は、昼休みに配るお菓子について、」
「下らない菓子の予算を削る為の決議を始めましょう」
「嫌ぁぁぁぁイレースちゃん!お慈悲を〜っ!!」
…なんか、こんなやり取り見てるとさ。
俺の悩みって、凄くどうでも良いことのように思えてくるな。
…と、考えていたそのときだった。
「おはようございまーす」
ガチャッ、と部屋の扉を開けて。
…ナジュが、学院長室に入ってきた。
…!?


