「月影キック!」

あたし達は、新たな仲間を得て、見事!

魔神を倒すことができた。


だけど…。

「月は、いつからある!その答えを探せ!」

イハンダーの謎の言葉。


そして…。



「ルナティックキック!二式!」

ブラックの新技を喰らっても、びくともいない相手。

「オホホ!」

魔将軍ビューティー。

魔神さえも超える存在に気付き、あたし達は自分達の未熟さを知った。



あたし達は、まだまだだ…。




「し、しまった!」

あたしは、がばっとベッドから、飛び起きた。

時計を確認して、愕然とした。

遅刻確定である。

ベッドからなかなか出られないで、うだうだ考えていると…

時間は過ぎてしまった。

一瞬、枕元に置いてある目覚まし時計の針を遅らそうとしたけど、そんなことをしても無駄と気付き、肩を落とした。


「ど、どうしょう…」