「岡崎さん、あの…先輩たちが呼んでる。」
小牧くんの指差す方を見ると、あの日私にビンタをした先輩たちの姿。
なんのようなんだろう。最近は凌先輩とも絡んでないし、教室にも行ってないのに…
そうだ、この件はりらちゃんとにいなには言ってないんだった。
『どう言う関係?』と聞きたそうにしてる2人から逃げるように離れ、小牧くんに近づく。
「…行ってくるね。」
「待って、大丈夫?」
心配そうに眉毛をさげてそう聞いてくる。
ああ、なんて優しいんだ。こりゃモテるよ。
「うん、ありがとう。」
「何かあったら、呼んで。」
「わかった!」



