借り物競争が終わって、無事一年生のエリアに戻ってきたとき。
りらちゃんが私の肩をゆすった。
「茉莉ちゃん、刈谷先輩の出番だよ!」
「あ、うん!」
そうだ借り物競争の次が、先輩のリレーだった!!これは見ないと!!
「いやー、あれは公開告白だったねえ。」
後ろから突然現れたにいな。
なんかすごいにやにやしてるけど。
「え?なんのこと?、」
「私もわからないー」
ほら、りらちゃんもわからないって言ってるよ。
「はぁ、なんでもない。全く、鈍感なんだから」
呆れた様子のにいなの話は後で聞くとして、
「ほら、始まるよ!」
今とりあえず大事なのは、凌先輩を全力で応援すること!!
「凌せんぱーーーい!頑張ってくださいー!」
首に巻かれている赤色のハチマキは、私が渡した、私と交換したハチマキ。
その事実だけで全身に幸せが行き渡る。



