恋に堕ちたら【完】




「好きな人と交換したら、両思いになれるんです!」


一年生は赤、二年生は青。


もうすでにカップルの人たちも交換してる。



とにかくはちまきを交換するのは、学校の伝統らしくって先生たちも黙認しているジンクス。



「だから、ハチマキ交換してください。」


うちの高校では、はちまきは頭に巻かず、首に巻く。競技によって危ない時だけ外したり、別の場所につける。



「断る。」



ぐう、断られることなんてわかってたけどさ。



凌先輩はいったい何人から、はちまき交換をお願いされたんだろ…





「あ、岡崎さんこんなところにいたんだ。探したんだよ」


振り返るた小牧くんの姿。小さく凌先輩に会釈をするけど、先輩はフル無視。


男子とは普段体育の授業も別だし体操服姿を見ることなんてないけど、小牧くんも以外と筋肉あるなぁ。



「小牧くん!どうしたの?」





「あっちでみんなで写真撮ろうって集まってるよ。」



一年生のエリアを指差すと、みんな集まっているのが見えた。