恋に堕ちたら【完】




「うん、これでよしっ」



その言葉を合図に目を開いて、目の前の自分を見る。


すごい!いつもの自分とは全然違う!



「うわぁ、いつもの私と全然違う!!りらちゃん天才!」


きめ細かくトーンアップされた肌、目元に散りばめられたラメに、くるんとカーブを描くまつ毛、光沢を出す唇。



メイクってこんなに変わるんだっ!



それに加えて、緩く巻いてからポニーテールにしてくれたからさらに可愛くなってる。



りらちゃんの技術は本当にすごい。




「ふふ、褒めても何も出ないよ〜」


満足げにコテを持ってフルフルするりらちゃん。


りらちゃんも今日は気合いが入っているのか、いつも以上におめかししていて可愛い。



「凌先輩に見せてくるっ!」



それだけ言い残して、りらちゃんを置いて女子トイレを出た。