天宮「こっちの方角で合ってるかな？
アイスクリーム屋さん」

鈴宮「色んなお店があって、ワクワクするねっ」

天宮「そうだね！来てよかった。」

鈴宮「私、どうしても天宮君と商店街デートしたかったんだ☺️」

天宮と鈴宮がしばらく慣れない一本道を
歩いていると、美味しそうなソフトクリームのポスターが二人の目に飛び込んできた。

鈴宮は天宮の手を離し、うなぎいもの
ソフトクリームのポスターに心を
ときめかせている。

天宮「白虎はなに食べるんだ？」
鈴宮は迷いなく、「うなぎいもソフト！」
と答えた。

天宮と鈴宮はうなぎいもさんのお店に入り
「すいません、うなぎいもモンブラン
ソフト二つ下さい。」と注文した。

店員「はい、1,200円になります。」

天宮はお財布から二千円を出し、
「二千円からお願いします」と言って
お会計を済ませた。

店員「はい、800円のお返しになります。」

店員の1人が「お待たせしました。
うなぎいもモンブランソフト二つに
なります。」と天宮にソフトクリームを
二個手渡した。

天宮達が嬉しそうにお店を出る際
店員さんの「ありがとうございました😊」が背中を温かく包んだ。

天宮と鈴宮はお店を出て、初めて
うなぎいもモンブランソフトクリームを
食べ始めた。

お芋のモンブランがあとをひく、
とても癒されるソフトクリームだ。

鈴宮「おいしいねっ」
天宮「そうだね、美味しいねっ」

天宮は鈴宮を見ながら「あっ」と
声を漏らした。

鈴宮「ん？　な、なぁに？」
天宮「白虎しーっ！動かないで」

天宮は鈴宮の頬にキスをし、頬についてる
ソフトクリームの塊を軽く舐め、掠め取った。

鈴宮「ひゃん！ちょ、なにすんの⁉︎
ここ人前だよ」
天宮「なにって頬についてたソフトクリーム取ってあげたんでしょ。」

鈴宮がハンカチで恥ずかしそうに
頬を拭いてると、天宮が「白虎、照れてる
可愛い❤️」と言って、人前でまた鈴宮に
キスした。