天宮と鈴宮がふれあい券を手に握って、
ふれあいアニマル館に入ると、入り口付近で係員のお姉さん達が立っていた。

係員「ようこそ♬ふれあいアニマル館へ
ふれあい券を拝見させていただいて
よろしいでしょうか?」

天宮は鈴宮からふれあい券を受け取り
二枚を係員に見せた。

係員はふれあい券をチェックし、
穴あけパンチに挟んで、穴を開けた。

係員「チーターの赤ちゃんのご希望ですね。ただいま、チーターの赤ちゃんお連れしますので、待ち時間に手洗い、アルコール消毒をお済ませ下さい。
マナーにご協力お願いします。」

天宮と鈴宮は館内にある手洗い場で
入念に手を洗い、アルコール消毒を
施した。

2人の様子を別の係員のお姉さんが
しっかりチェックしていた。

5分後、係員のお姉さんが、生後3ヶ月位の毛をぽしょぽしょさせた小さなチーターの
赤ちゃんを腕に抱えて戻ってきた。

係員同士がしっかり報告を取り合い
再度、天宮と鈴宮のアルコール消毒された
手をチェックした。

係員「お待たせしました。チーターの男の子の赤ちゃんです。優しく抱いたり、撫でたりしてあげて下さい。制限時間は30分です。」

天宮と鈴宮は、「はい」と返事をして、
係員からチーターの赤ちゃんを受け取り
優しく抱きあげた。

鈴宮「わぁ♪♪毛がぽしょぽしょしてて、
気持ちいい。チータの赤ちゃんって可愛いねっ♪♪」

天宮が抱き上げてるチーターの赤ちゃんの頭を鈴宮が優しく撫でる。

天宮「僕にもチーターの赤ちゃん、撫でさせて」
鈴宮「いいよー♪♪」

鈴宮は天宮からチーターの赤ちゃんを
受け取り、優しく抱き上げて、天宮に
チーターの赤ちゃんの頭を撫でさせた。

天宮「可愛い」

チーターの赤ちゃんは天宮と鈴宮に
触れられて気持ちいいのか、ムズムズ
体を動かし始める。

係員のお姉さんが「そろそろ、時間かな?」と言って、戻ってきた。

天宮と鈴宮は、満たされた心地で
「ありがとうございました。」と
お礼を述べて、チーターの赤ちゃんを
係員のお姉さんに返却した。

係員「こちらこそチーターの赤ちゃんを
可愛がってくれてありがとう😊
また触りに来てね」

天宮と鈴宮はもう一度、手洗いと
アルコール消毒をすると、ふれあいアニマル館を後にした。