天宮は入園券を受け付けスタッフに渡すと
可愛い虎の絵柄のスタンプを押してもらった。
鈴宮も後について、同じように券を
スタッフに見せスタンプを押してもらった。

鈴宮は園内に入ると、天宮と自分の
押してもらったスタンプが違うことに
気がついた。

鈴宮「天宮君、入園券見して見して」

天宮は「別にいいけど。はい。」といい
鈴宮にスタンプの押された入園券を見せた。

鈴宮「天宮君は虎のスタンプ！
私のはキリンのスタンプだ！可愛い❤️」

天宮は「入園券、バッグにしまうぞ。
白虎もしまえよな。」と言って、鈴宮の
おでこをグーでコツンと突いた。

鈴宮はなくさないように、バッグに
つけといたチケットホルダーに入園券を
入れてぶら下げた。

天宮「じゃあ、順番通りにまわっていくか」

鈴宮は目を爛々とさせて「うん！」
と答えた。