少しの間、天宮と鈴宮が黙っていると、裏方キャストがカウンター席の鈴宮の席までドリンクを運び、
「ホワイトショコララテホット
お持ちいたしました。ごゆっくりどうぞ」と熱々のホワイトショコララテを
置いていった。

鈴宮は飲み物に口を付ける前に
天宮に「天宮君は飲み物飲まなくて
大丈夫なの?」と問いかけた。

天宮は、「お気遣いありがとうございます。僕は休憩時間中に水分補給しているので、大丈夫です。」と答えた。

天宮「あっ!お嬢さまがお飲み物
飲まれている間に通信欄にお返事
お書きしますね。」

鈴宮「ぁ、よろしくお願いいたします。」

天宮はしばらくカチンコチンに固まっていたが、少しして、落ち着いた様子ですらすらと返事を書き上げた。

天宮「書き終わりました。」

鈴宮は飲んでいたカップを置き、
天宮からの返事に目を通す。